www.grom.it
待ってました!!!
ジェラテリア・グロムがとうとうヴェネツィアにオープンした。
トリノに本店を置くこのジェラート屋、チェーン店のできにくいこのイタリアにおいて、数年前から、北~中部イタリアで急激にファンを増やしつつある。
こだわりの厳選材料を使い、昔ながらの製法で作っている、というのがウリ。「スローフード」認定マークのついているフレーバーもある。
実は、2年少し前にトリノの友人に教えてもらってからというもの、その後も数回、仕事でトリノへ行く度に、少々無理をしても食べに行っていたほか、実はワタクシ、パドヴァ、ボローニャ、フィレンツェ、ペルージャ店も制覇。あ、ベルガモも・・・かな?
行き先で見つけると、ついつい慌てて別腹を増やしてでも食べていたのだが、とうとう、ヴェネツィア島内にできてしまった・・・しかも、家のごく近く、ではないが、思いっきり生活圏、毎日、いや、1日数回通ることもある広場、カンポ・サン・バルナバ(Campo san Barnaba)に・・・。嬉しいのか、危険すぎるのか、正直のところよくわからない状態。
オープニングの今日は、なんと無料サービス!!!楽しみにまっていた友人とともにさっそく駆けつける。
よくある、深い長方形型のケースではなくて、1つ1つのジェラートが丸い深鍋のようなところに入っていて、全部ふたが閉まっているから、中身が見えない。だから、フレーバーはメニューを見て選ぶ必要あり。
オーダーすると、店員さんがふたを開け、少しくぼみのあるパレッタを使って、中でシャカシャカシャカ・・・と泡立てるようにして空気を含ませる。そうやって出てくるのは、ふんわり、とろ~りのやわらかい、やさしいジェラート。
クレーマ・コメ・ウナ・ヴォルタ(Crema come una volta、「かつてのようなクリーム」)や、ジャンドゥイヤ(Gianduja、ご存知ヘーゼルナッツ・チョコレート)などが私の定番なのだが、今日は開店記念なので気分を変えて、クレーマ・ディ・グロム(Crema di Grom、グロムのクリーム)とストラッチャテッラ(Stracciatella、チョコチップ )にしてみた。前者は、クリームに雑穀などのツブツブが混じったもの。後者はおなじみ。・・・うーーーん、やっぱり、おいし~~~い!!!
ビターやブラック・チョコレートがお好きな方には、そちらもぜひ。(私はチョコレートはミルク派なので・・・)
フルーツ系も充実していて、どれもお勧め。
定番メニューのほかに、月替わりもあり、こちらも楽しみの1つ。
ただ、自然の材料を使っているため、フレーバーもその日によりあるものとないものがあったりする。
うーん、当面はなるべくここを通らずに生活しなくては・・・。
Gelateria GROM
Dorsoduro 2761
(campo San Barnaba)
5 luglio 2008