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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ロンコロ城、ボルツァーノ郊外

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Castel Roncolo, Bolzano
Schloss Runkelsen, Bozen
www.roncolo.info

思い切って来てよかったね。
ほんとうにそう思った。
ヴェネツィアから、ヴェローナ乗り換えで3時間、公の場のすべての表記がイタリア語・ドイツ語二カ国語の町、ボルツァーノ。早起きして1泊旅行にやってきた。
駅を降りたとたん、そこは、見た目はドイツ。イタリア語がとりあえず通じるのにほっとする。異国情緒あふれる街並み、周りをとりかこむ山々。

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緑が、それも、濃い緑、淡い緑、草の緑、木の緑が広がる風景。さわやかでさらりとした空気。前日におそらく激しい雨が降ったのであろう、濁った水が勢いよく流れる川沿いに整えられた散歩道を歩く。

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右手に広がる、一面のぶどう畑に埋もれるように建つお城を横目に、歩く。










このあたりは、りんごじゃないのかな・・・?と言っていたら・・・

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もちろん、あった!あった!左手にはりんご畑が現れる。












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広い公園のような遊歩道が行き止まりになり、ここでフェイントな切り替えがあり・・・。










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最後は強烈な丸石の急坂を上って・・・









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着いた?・・・と思ったらまだまだ・・・







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・・・と、ようやく辿りついたのがこの城。

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サレンティーナ渓谷の入口の岩の上にそびえるロンコロ城(Castel Roncolo)は、1237年にこの地に城砦を築く許可を得たヴァンガ(Vanga)兄弟により建築が始まる。
数10年前の本格的な修復・修理作業により、かなり「きれいに」なっているが、中世の城の趣はまだまだ十分に残しているといえよう。

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が、この城の見どころはなんといっても、室内外のフレスコ画。「トリスタンとイゾルテ」や「アーサー王と円卓の騎士」など、中世以降、欧州一帯で流行した騎士物語などの文学を題材にしたもの。それから、「ゲームの間」に見られるような、宮廷の生活の様子を描いたもの。
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ダンスやボール投げの絵など、まさに私の好きなタイプのフレスコ画で思わずニンマリ。(注:室内撮影禁止のため、この写真だけwww.sapere.itより拝借した)
1390年から1410年の間に、当時の城主だったヴィントラー(Vintler)兄弟が描かせたという、フレスコ画は、その規模と保存状態で、非宗教画としては当時のもので最大という。






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城を出て、あらためて振り返ってみると、やっぱりものすごい急坂。

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足元に気をつけながら、降りる・・・

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帰り道、りんご畑の向こうに、ぶどうの段々畑が見える。

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大満足な城見学に、実は思いもよらなかった大満足な食事(詳細は後日!)、今日はまだまだ、これでは終わらなかった・・・
(続)

17 ago 2008
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by fumieve | 2008-08-18 06:41 | ほかのイタリア
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