ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

いいことづくめではない、「サローネ・デル・グスト」

a0091348_1622990.jpg


サローネ・デル・グスト、トリノ
Salone Inernazionale del Gusto, Torino

巨大なデパ地下、食の祭典・おいしい「サローネ・デル・グスト」も、いいことづくめではない。運営面では、まだまだ改善の余地あり、と思えるところがいくつかあった。

まず、公式サイト等には、(自然環境に配慮するという主旨もかんがみて)「公共の交通手段でおいでください」と書いてあるのだが、それが非常にわかりにくくかつ不便。
トリノの中央駅にあたる、ポルタ・ノーヴァ駅で電車を降りて・・・まず、指定どおり1または35番のバスに乗ろうとするも、どこにも「見本市会場行きバス乗り場」の表示がない。結局は、駅正面の乗り場から出ていることがわかったのだが、同駅は現在工事中で、直接正面に出ることができない。右か左か、いちかばちかで出て、どこにも表示がないから、バス停を1つ1つ探し回る。ようやく見つけたところで、バス停の近くにバスの切符を売っているところがなく、また駅の中に戻って買う。
立て看板や垂れ幕が無理でも、ちょっと簡単に張り紙をしておいてくれればいいものを。ミラノやボローニャ、いや、ヴェネツィアだって矢印くらいは出ている。
きっと、運営者の側は、実際に駅から降りて会場に行ってみたことがないんだろうな・・・。
きたバスはバスで、「このバスは○×どまり」、それが見本市会場の手前なのか、あとなのかわからないから、外から来た人は全員、いちいち運転手に聞くことになる。イライラするのもわかるが、最初っから「見本市へは行きません」と明示すればいいだけのこと。
駅を降りてから無事にバスに乗るまでに30分以上、うろうろしてたのは決して私だけではないことを主張しておきたい。

もう1つ、ほんとうに困ったのは、会場内にクロークがなかったこと。
入ってから、「クローク」の表示に従いずんずん歩いていくと、途中でその表示が消える。2度3度そのまわりをうろうろし、途中、質問しようとして主催者のユニフォームを着てる女の子は「私は何も知りません」。探しまくってわかったのは結局、今年はクロークがない、ということ。地元に住んで手ぶらで来る人ばかりでない、まして資料だの何だのとものが増えていく「国際見本市」にしてはひどすぎる。私はPCつき2泊分の荷物を、2日間ずっと持ち歩く羽目になった。今回、思ったような写真が全然撮れていないのはそのせいもある。
プラスのサーヴィスであることは間違いないのだから、有料でも構わないと思う。ともかく2年後には再びクロークを設置することを心より願いたい。

さて、昨日も十分人が多かったが、今日はもはや場所によっては身動きもとれないほどの満員御礼状態になった。どのブースもスタンドも、たいへんな人だかりや長蛇の列をつくっていて、あらゆる食べ物の匂いに囲まれていながら、うっかりすると、食いっぱぐれそうなくらい。

会場を出る前に、ともかくなにかお腹に入れなくては・・・と半ば執念で見つけたのが、これ。カンパーニア州のブースの日替わり試食セット、ワインも1杯ついて5ユーロ。

a0091348_16235090.jpg
今日のメニューは、ナポリ近郊カゼルタの料理で、
地元アヴェルサ産、水牛のモッツァレッラとサラミ、ハム類
水牛のミートソースのショートパスタ
カゼルタ黒豚のアンヌルカ・リンゴ添え
チコリ
カゼルタ・カステラ(パネトーネみたいなものだった)


モッツァレッラはさすがに、しこしこきっしり、ハム類はこんな状態なので若干渇き気味。パスタは普通。ところが、黒豚が予想以上においしかったので、全部食べ終わってから、最初にメニューを説明してくれた方にそう言うと、「そうでしょう?実はこのりんごも、特殊なりんごなんですよ」。何かというと、まだ実が青く固いうちに枝から落とし、熟しきるまでずっと藁の上でころがし続けるんだそう。確かにふつうのりんごと違い、軽くたたいた彫刻品のような表面をしている。・・・と言って、そのりんご1つ頂いてしまった。もちろん生でも普通に食べられるそうなので、明日にでも早速食べてみよう。

a0091348_16243112.jpg 食後がわりに、デザート・コーナーを少し回ってチョコレートなどを味見し、でもどうしても探していたものは・・・あった、あった、ジェラートのスタンド。おいしいジェラートの基本、ミルク(fiori di latte)と、季節の栗(castagna)、そして、おお!めずらしい、マルメロ(melacotogna)を合わせて、2.5ユーロなり。


ううーむ、満足、満足、いや、大満足。ああ、これで心おきなく会場を後にできるというもの。

a0091348_1626965.jpg
持ち帰り用には、あまりにもたくさんありすぎてかえって選びきれず、最初から決めていた実に袋をかけて90日かけて熟させるというレオンフォルテ(シチリア)の桃。それからオーストリアのチョコレート、高菜、そして帰りの電車の中で食べる(また?まだ?)ためのチーズ・パンのみ。(十分か?・・・笑)



会場から出ても、やはりバス乗り場などの表示が全然なく、よくわからなかった。

a0091348_162333.jpg


24 ottobre 2008
[PR]
by fumieve | 2008-10-25 08:20 | 飲む・食べる
<< アントニオ・ミアーリ(1778... 食の祭典「サローネ・デル・グス... >>