ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

D&Gと(今度は)フェニーチェ

a0091348_20543989.jpg


先日、メンズ・コレクションでアルマーニに「模倣」と非難されたドルチェ&ガッバーナが、今度はヴェネツィア・フェニーチェ劇場に抗議を受けているらしい。

先週から今週にかけて、ミラノで2009-10年秋・冬もののプレタ・ポルテ・ファッション・コレクションが開催されている。
27日(金)には、ドルチェ&ガッバーナのセカンド・ライン、D&Gのショーがあったのだが、今回のテーマは、若者たちをもっと劇場へ!特にマリア・カラスや劇場をモチーフにしたコレクションを発表した。
翌日の新聞には、マリア・カラスの顔を大きくプリントしたTシャツを合わせたドレスの写真が載り、ところが「残念ながら(おひざ元である)ミラノ・スカラ座の引用はなし」といった記事をフムフムと読んだ。

a0091348_20555930.jpg


ところが、スカラ座とは商標権などの合意に達しなかった両デザイナーは、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場に白羽の矢を立てたらしい。

a0091348_20565088.jpg


昨日3月1日付のコリエレ・デッラ・セーラ紙ヴェネト州版には、ショーの会場でヴェネツィア・フェニーチェ劇場の昔のポスター(のコピー)が展示されたほか、一部のドレスにもそのポスターのモチーフが使われている写真が載った。

a0091348_20574564.jpg


「フェニーチェ、ミラ・コレへ。ただし知らぬ間に」。
記事によると、デザイナー・サイドは、マリア・カラスについてはその(いくつかの?)肖像権などを所有するマリア・カラス財団の許可を得ており、問題はないはず、と回答。一方、劇場側は比較的最近、名前などをすべて商標登録しているため、劇場名使用に関しても別途許可が必要と主張している、らしい。

a0091348_20573723.jpg


フェニーチェもガタガタ言わずに、名前入りの衣類を世界中で(タダで)売ってくれると考えることにすればいいように思うが、逆にその分のロイヤリティーを計算したら、そりゃ黙ってはいられないのだろう。
私としては、フェニーチェ内のショップで、D&GのTシャツなど売っていたら、思わずフラフラと買ってしまいそうな気がするが・・・。いっそ、シーズン中、限定・専用ショップをもうけたらどうだろう!?

写真はすべて、http://operachic.typepad.com から拝借した。
二次災害を恐れてか(?)、それともたいした話題ではないのか、マスメディアのサイトには全く該当写真がなかったので、同サイトに感謝したい。

a0091348_20581819.jpg


2 mar 2009
[PR]
by fumieve | 2009-03-03 08:50 | ヴェネツィア
<< ファッションと経済危機~それで... バレエ「コッペリア」の楽しい夕... >>