ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

続・アブルッツォ地震


昨日の地震に関して、ご心配いただいたり、いろいろとあたたかい言葉を頂いたり、ありがとうございました。
*****

大地震から一夜明け、1日経って、想像されていたこととはいえ、被害の規模がどんどん大きくなっている。

8日(水)午前0時の時点でansa.itほかによると
犠牲者 235名
行方不明者 15名
避難者 70,000名
負傷者 17,000名うち、重傷 150名

最も壊滅的な打撃を受けたのは、震源地に最も近かった町の1つ、オンナ(Onna, 最初の「オ」にアクセント)。その姿は「まるで爆撃を受けたよう」。人口350人の町で、住居の7割が完全倒壊。7日23時現在まで39名の死亡を確認、うち、とくに子供が全員犠牲になった、とも。
ほかにも、奇跡の脱出・救出劇と非劇、救急病院の勤務医が地震当時当直でそのまま人命救助に追われる間に、自分の家族を失っていた、等々、こうして書くのも気がめいるエピソードが並ぶ。けが人を(救急車の代わりに!)病院に運ぶラグビー選手たち(こんなときに何だが、その図は想像するとなんだかマンガみたいで微笑ましい)、一方、自宅で犠牲になった選手も1人。家と家族をすべて失った人、がれきの下で、家族で抱き合った姿で発見された遺体・・・。
水と食事と、寝るところを求める避難民は数万人単位にのぼり、そして残念ながら直後から火事場泥棒も見つかっている。


私個人に関して言えば、距離がかなり離れていたために幸いにも全く被害・影響はなく、昨日も今日も、当たり前といえば当たり前のことながら、私の身の回りではごく普通の日常生活が営まれていた。実は昨日、ほんとうはこのブログでも、地震のことは軽く触れるだけにするつもりでいた。なにしろ、その場にいないのはもちろん、まずその地に行ったことがない、というのは圧倒的に不利。すでに日本のマスコミでもたくさん情報が流れており、二次情報をかきあつけるだけしかできない私が、あえて長々とレポートすることもないかと思ったから。
ところが、途中で、アクセス件数がいつもより増えていることに気がついて、これはひょっとしたら、地震のことを気にして見にいらしてる方もあるのかもしれないと思い、私なりに、テレビ、新聞、ネットでわかる範囲の情報を、伝えることにした。
(慌てて書いて間違いが数か所あったので訂正しました。失礼しました。)

報道機関ではない、個人のサイトなのだから、被災された方の写真などは載せたくない。一応「美術史卒」のはしくれとして、文化的・歴史的遺産の損害に注目してみたものの、「ラクイラ中心にほぼすべての教会で、屋根、クーポラまたは鐘楼が倒壊」とあり、それぞれの状況を見ようにも写真がない。唯一見つかったのが昨日転載した写真なのだが、なにしろ、行ったことのない、見たことのない場所、運の悪いことに手元にガイドなどの基礎資料もない。どれがどの教会なのか、確認を取るのにえらく手間取ってしまった。

ここでできることは限られているが、明日以降も、何か気がついたことがあれば随時更新していきたいと思う。

7 apr 2009
[PR]
by fumieve | 2009-04-08 07:43 | ほかのイタリア
<< それぞれの、できること。 イタリア中部、アブルッツォ州で地震 >>