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ヴェネツィア ときどき イタリア

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それぞれの、できること。

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最初に気がついたのはいつのことだったか、正確には覚えていないのだが、私がイタリアに来たのは2000年の夏の終わりで、それから比較的早い段階で見かけたように思う。
不幸にも国内外で大きな災害が起きたときに、赤十字や大手マスメディアなどいくつかの団体が被災者の方々への義援金を募るのだが、そのときに、指定の番号に携帯メッセージ(sms)を空で1回送ると、1ユーロの寄付になる、というのがあった。
わざわざ銀行に振込に行ったりする必要もないし(もっとも今は振込もオンラインでできるが)、なにより1ユーロからというのが気軽で、ほんとに1回だけ送れば1ユーロだけ、10回やれば10ユーロ、または1日1回、1週間続けてみたり、と、誰でも身の丈に応じて寄付ができた。チリも積もれば・・・で、毎回、それはそれで結構な額を集めていたはずだが、どうやら今回はやっていないよう。実は案外コストがかかりすぎていたのか、電話会社がそういうサービスを一斉にやめたのか、よくわからないが、とてもいいシステムだと思っていただけに、残念に思う。

イタリア全国、そして国外から多くの経済的、人的な支援が寄せられる中、今日の話題となったのは、マドンナ。
彼女の父方の祖父母はもともと、今回被災した地域、ラクイラ県パチェントロ(Pacentro)市の出身。1919年に「幸運を求めて」米国に渡った、多くの移民のうちの一家族だった。
震災翌日、パチェントロ市長のフェルナンド・カパルソ氏が、マドンナに向けて「われわれアブルッツォ人を助ける資金集めのために歌ってほしい」とメッセージを送ったところ、本人のイタリア内エージェンシーを通して寄付の申し出があったという。
「自分の祖先が暮らしていた地域に手を貸せるのを幸せに思う。私の心は地震で親しい人や、家を失った人々とともにある」とのメッセージとともに。
エージェンシーは額を明らかにしていないが、噂では500,000ドルとも。
市長は、「何よりも、世界のスターが、われわれの町を祖先の地として思いを寄せてくれたことが嬉しい。パチェントロは物質的被害は少なかったほうだし、ほかにもっと必要なところもあるだろうし、好意を有効に生かしたい」とTG1(国営放送RAI1のニュース)に答えていた。もっとも、具体的な接触はこれから、らしい。

マドンナにはかなわぬまでも、興味のある方のために、ご参考までにイタリア赤十字社の義援金振込先を以下に示しておく。

銀行振込:
Bank account n° 218020 at:
Banca Nazionale del Lavoro – Agency of Roma Bissolati - Via San Nicola da Tolentino 67 – Roma
Croce Rossa Italiana Via Toscana, 12 - 00187 Roma.
IBAN code is: IT66 - C010 0503 3820 0000 0218020
Swift code BNLIITRR
Cause: ABRUZZO EARTHQUAKE

郵便局:
Postal account n. 300004
Croce Rossa Italiana, via Toscana 12 - 00187 Roma
c/c postale n° 300004
IBAN code: IT24 - X076 0103 2000 0000 0300 004
Cause: ABRUZZO EARTHQUAKE

オンライン(クレジット・カード)による振込は残念ながら今のところサイトがイタリア語のみだがこちら:
www.cri.it/donazioni
Cause(理由)は - SISMA ABRUZZO – APRILE 2009を選択。

(上記写真はwww.abruzzoguidaturismo.it/から借用。地震前のパチェントロ)

8 apr 2009
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by fumieve | 2009-04-09 07:38 | ほかのイタリア
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