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ヴェネツィア ときどき イタリア

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イタリア最北東の要、チヴィダーレ・デル・フリウリ

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Cividale del Friuli

・・・深い渓谷を流れるナティゾネ川に、丈夫な石の橋を作るのがその両側に住む住民たちの悲願でした。
難しい工事の前に、ある日、住民たちは悪魔と契約を結びます。悪魔は、橋を作る手伝いをする代わり、橋が完成したあかつきには、最初にその橋を渡るものの命を奪う、と。
立派にでき上がった橋を前に、困った住民たちは、ふと、そこに通りがかったネコを新しい橋に向かって放り投げました。あわれなネコは、橋の途中で・・・どろんぱ。
立派な石の橋は、それ以来「悪魔の橋」(Ponte del Diavolo)と呼ばれています。・・・

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というわけで、昨日紹介した写真は、「悪魔の橋」から撮ったもの。答えは、チヴィダーレ・デル・フリウリ(Cividale del Friuli)ウディネからゴトゴトと単線のローカル電車に乗って20分ほど北上したところにある小さな町。

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駅から10分ほど歩くと、町のチェントロ(centro, 中心地)に入り込む。所用のためウディネにきて、たまたま時間が空いてふと思い立ってふらりと来たので、ガイドも地図も何も手元にないまま。1つ、どうしても見たいものがあって来たのだが、歩き始めてすぐに、思っていた以上にすてきな町であることに気がついた。

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アンティークな薬局は、見上げるとフレスコの残る16世紀の建物。

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いかにもソソられるオステリア(Osteria、居酒屋)やトラットリア(trattoria, 食堂)。そういえばこのあたりは、ワインもおいしいだろうな・・・突然半日観光で、食事をとれないことがとても残念。

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小さな小さな町であるはずなのに、広場に面したカフェやレストランのきれいでおしゃれなこと。いや、イタリアの場合、小さな町だからこそ、というべきだろうか。椅子やテーブルなどが1軒1軒何気に凝っている。

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噂の橋は、その名前とは裏腹に、町の絶景ポイント。橋の両側に信号がついていて、片道ごとながらちゃんと車も通っている。

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国境から遠くない、山間の不便な小さな町のようだが、つまり昔から交通の要所でもあった。

ジュリアス・シーザーの時代にはすでに自治都市になっており、フォロ(foro)跡などが発掘されている。が、それよりさらにさかのぼる、紀元前4-3世紀の埋葬跡、Ipogeo celtico(ケルト人墳墓)とされる洞窟もあったりする。

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ちなみに、ここへは、すぐ隣にあるBar Ipogeoで鍵を借りて入る。入場は無料だが、見学した後で、志をお願いします、と言われる。

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さて、肝心の、私が見たかったもの、それは・・・
(続)

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15 aprile 2009
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by fumieve | 2009-04-16 18:13 | ほかのイタリア
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