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ヴェネツィア ときどき イタリア

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そのころヴェネツィアでは・・・

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私がウディネで極東映画祭にどっぷり浸かっていた昨日28日、実はヴェネツィアにチャールズ英皇太子夫妻が来訪していた。

チャールズか「おくりびと」かなら、やっぱりモックンでしょ、・・・って、別に本物のモックンが来たわけでもないし、ましてやチャールズなんて実際はお見かけもしないだろうけど。ともかく私は、ウディネにいた。

今回の「目玉」は、チャールズ皇太子の、「ヴェネツィアの庶民の家訪問」。
いわゆる庶民的住宅街の中にある、ヴェネツィア市、ユネスコなどによって古い建物を修復、市民用アパートに改築したうちの1軒で、The Venice in Peril Fundという英国の財団が資金を出したため。
その「家」は、正面からまともに写真を撮れないほど狭い路地にある。
実際はこの建物が4軒のアパートに分かれており、チャールズ皇太子が訪問されたのは、このうちの1軒、1階にある、70歳前後の夫妻の住む家だった。(下の写真は中庭から)

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事前に、視察(?)を受けた夫妻は、唐突に「ところで、お宅には椅子が5脚ありますか?」と聞かれ、びっくり仰天。なぜ、4でも6でもなく5なのか、そして「ひょっとしてカフェでもごちそうするんでしょうか?それともやはりお茶?」。

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今日のコリエレ・デル・ヴェネト(コリエレ・デッラ・セーラのヴェネト州版、皇太子入りの写真はそちらから拝借)によると、飲み物は、担当者のほうからジュースが持ち込まれたらしい。そして、やはり一緒に用意されたのは、ヴェネツィアの伝統菓子、エッシ(Essi, S字型のクッキー)、ザエーティ(Xaeti, ヴェネツィア弁で『黄色いやつ』という意味のクッキー)、ブラネーイ(Buranei、ブラーノ島のクッキー)。皇太子自ら、トレイを手にとって、みなにふるまったという。
その際の会話の内容はというと、
「料理にはガスを使うのですか?」
「ご近所の方との関係はいかがですか?」
そして、いわゆる「ヴェネツィア風」の床に興味を示されたらしい。

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ちなみにこの時間、カミッラ夫人は、別行動でグッゲンハイム美術館をご見学(されたはず)。
チャールズ皇太子と、アパートの夫妻、あと2脚は果たしてだれが使ったのだろうか・・・(笑)?

そのあと、フェニーチェ劇場で合流して、オペラ「マリー・スチュアード」を観劇された。
・・・らしい。

北イタリアでは大雨が続き、といっても、ヴェネツィアはこの日、いいお天気だったようだが、この晩には、深夜近くに117cmのアックア・アルタを記録した。もちろんご夫妻はそのころ、ホテルですっかりおやすみになられていたことであろう。
(もっとも、マスコミはきっと、「長靴の皇太子」の写真が撮れなくて、ちょっと残念だったのではないかと思うが・・・笑)

今日はウディネでは朝から季節外れの雷雨。ヴェネツィアへ戻るために乗るはずだった電車は遅れ・・・というか、「安全装置への落雷のため、回復の見込み未定。」
・・・天災はどうにもならないのはわかる。・・・だが、この路線、この1年以内で落雷の被害が初めてではない。・・・被雷針くらいつけたらどうなんだろうか・・・。

遠回りをしてようやく辿りついたヴェネツィアは、晴れたり突然雨が降ったりしていた。
明日は晴れるんだろうか・・・。

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29 aprile 2009
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by fumieve | 2009-04-30 16:54 | ヴェネツィア
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