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ヴェネツィア ときどき イタリア

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食欲は国境を(カンタンに)越える~Belica in スロヴェニア!

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最近、しばしば近くまで迫っていながら、まだ一度も越えていなかった国境。
今日はとうとう、初めてスロヴェニアに行ってしまった。
・・・それも、食べるためだけに。

おなじみ、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州、ウディネの東隣、良質な白ワインの産地として知られるコルモンス(Cormòns)の丘の向こう。ゆるゆると坂道を上っていくと、やがて青地に黄色い星が輪になって並んだEUのマークの看板が。中央には、Slovenia、の文字。壁や門や柵があるわけでもなく、まるでイタリア国内で、市から市、県から県へとまたいでいくのとまったく同じように、イタリアからスロヴェニアへの国境はするりとあっけなく越えた。
ブドウ畑と、比較的新しい家が並ぶ道をそのまま、丘のてっぺんまで上ったところに、一段ときれいな、かわいらしい建物があった。
イタリアでいうアグリトゥリズモ(agriturismo)に該当するのかどうかよくわからないが、基本的には自家製のワイン、パン、チーズ、ハム・サラミ類、肉類などを出すレストランのほか、宿泊施設を備えているらしい。

さて、本日のコースBは・・・

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つきだし:ラルド(lardo, 脂身部分の生ハム)のブルスケッタ
見ての通りの高カロリー食品だが、おいしいのは、ほんとうにおいしい。







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前菜1:生ハム類盛り合わせ
こちらは4人でシェア。いわゆる生ハム、パンチェッタと、ヤギと思われるチーズ。







前菜2:ロースト・ビーフのルッコラとパルミジャーノ添え
肉食女子としてはたまらない一品。この3つどもえ、実は、黄金の組み合わせと呼びたいくらい相性がいい。
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スープ:ミネストローネ
じゃがいもとアスパラがごろごろ入った、いかにも体にやさしそうな、家庭のごはんみたいなスープ。
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一般的日本人の感覚からすると、ここですでにかなりお腹いっぱい。

イタリア的には、もちろんまだまだ。

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パスタ:野禽のミートソースのニョッキ
ああ・・・至福のとき・・・。








メイン:豚のロースに・・・
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付け合わせ:ポテトにグリーンピース










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(実は、ふだんはたいていのところで全部残さず食べる私も、さすがにこのあたりで満腹度120%。お肉2切れと、付け合わせを、明日のお弁当用に持ち帰った。)






デザート:ホワイトチョコレートのムース、いちごソースがけ
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といいつつ、やはりデザートも味見しないと。
しかしまた爆弾のような重さのムース。これは、先日の友人のパンナコッタがあまりにもおいしかったので、それには勝てなかった。その事態を懸念して、パンナコッタは選ばなかったのだが、ソースがいちごだったために、完全にかぶってしまった。

それにしても、どれも素材重視でシンプルでやさしい味付け、ほっとするおいしさ。
もう少しスロヴェニア風の料理が出るのかと思ったが、基本的にはメニューも味付けもイタリア料理とあまり変わらず、というか、「イタリア料理」なのかもしれない。
強いていえば、一般的なイタリア料理に比べると、じゃがいも率がかなり高いことだろうか。(ミネストローネ、ニョッキ、付け合わせ)どれもおいしかったが、イタリアでは一度にこんなにジャガイモを食べないだろう。

これだけ食べて、最初の生ハムとワイン、水は別で、コース・メニューがなんと26ユーロ(確か)という驚きの安さ。
唯一の難点は、アグリトゥリズモに共通の悩みだが、車でないと辿りつけないというところか・・・。

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Belica
Medana 32, Goriška Brda
5212 Dobrovo, Slovenija
Tel. 00 386 5 304 21 04
www.belica.net

12 maggio 2009
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by fumieve | 2009-05-13 06:30 | 異国の旅
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