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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ヴェネツィアにて、遠くアマルフィを思う~アックア・パッツァ

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先日、同窓会で夕食を頂いたレストランは、最近ヴェネツィアで私が最も気に入っている店、アックア・パッツァ。実は、ヴェネツィア料理ではなく、南イタリア、アマルフィ料理の店なので、「せっかくなら、ぜひとも地元のおいしいものを!」とこだわる方にはお勧めできないのだが、魚介中心のおいしいイタリアンを食べたい!という方なら、きっと楽しんでいただけると思う。
日本ではまだマイナーなヴェネツィア料理よりも、もう少し一般的に日本で期待される「イタリア料理」に近く、何よりも、魚介のダシの利いたさっぱり・あっさりめの味が、私たちの口に合いやすい。

まずは、コペルト(coperto、席料)に含まれるから自動的に出てくるブルスケッタが、すでになんともおいしい。

人数が多いときは、前菜の盛り合わせがお勧め。(写真は単品)

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先日の写真は、パスタ3種どれも魚介。ここの魚介のリゾットは特にお勧めなのだが、カニのカンネッローニ(cannelloni,巨大なマカロニ )もおいしかった!

メインは、これも人数が多ければ、絶対に勧められる当店自慢の「アックア・パッツァ」がやっぱりお勧め。(写真なし・・・涙)
お頭つきの堂々・白身魚に、ミニ・トマトやにんにく、パセリなどをのせワイン、オイル、塩コショウなどで味をととのえて、オーブンで焼くだけの、シンプルな料理なのだが、この魚の味が絶妙。
(写真は、まぐろのタリアータ)

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そして、ああ、デザートは、これまたかなり強引にミニ・ジェラートを勧められる。だが、これも騙されたと思って試してみる価値大あり。
いろいろなフルーツの殻や皮に、それぞれのシャーベットやジェラートを詰めてある。レモンやオレンジの皮にシャーベットを詰めたものは、確かにナポリで見かけたけど、イチゴや栗、くるみ、あんずにプラムにミニ・バナナ・・・と見たことないものばかり。どれもしっかりそれぞれの果物の味で、これだけ食べに行ってもいいくらい。

食後には、これはサーヴィスで、リモンチェロなどフルーツのリキュールの食後酒が2,3本、どん!とテーブルに置かれる。飲み放題だが、アルコール度はかなり高いので要注意。

前菜からパスタ、メインにデザート、と、どれも文句なくおいしいのだが、唯一の難点は、それぞれの量が多く、そのために単価が高いこと。できれば大勢で行って、なるべくいろいろなものをシェアしながら食べるのがいいのだが、リゾットはイタリアの通常の例に倣ってそもそも2人前からしか注文を受け付けないから、ただでさえ量が多いのに、さらに倍!メインのアックア・パッツァもしかりで、もともとかなり迫力のある大きな魚しかないから、いくらおいしいといっても、1人、2人ではかなり苦しい。
勧められるものを頂くのが一番おいしいのだが、といって勧められるままに頼むと、量がかなり多めになって食べきれない羽目になる。いずれにしても、十分お腹を空かせていって、覚悟して食事に臨みたい。

今の季節なら、カンポ(広場)に直接並べられた外のテーブルが断然気持ちがいい。
(・・・のだが、完全に日が落ちてからのデザートの写真は闇鍋のようになってしまった・・・笑)

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Acqua Pazza
S. Marco, 3808/10 (campo. S. Angelo)
Tel. 041 2770688
www.veniceacquapazza.it

19 giugno 2009
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by fumieve | 2009-06-20 20:47 | 飲む・食べる
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