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ヴェネツィア ときどき イタリア

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いつもと違う夕焼け

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ヴェネツィアから東に向かう電車に乗ると、1時間半以上、ずっと見渡す限りの平地なのに、モンファルコーネ(Monfalcone)駅を過ぎたところで、急にゴツゴツの岩に囲まれはじめて、トンネルを抜けるといきなり、目の下のほうに、青い海が広がる。
ヴェネツィアで「これは海じゃない!」といつも言い張っていたトリエステ出身の友人の、彼女の言うところの青い澄み切った海。切り立った崖の下のほう、昼間ならくっきりとシャープな色とラインを見せているはずの海に、水平線に触れる直前、その形を崩し、にじんで溶けだしたかのような夕焼けがいた。
ゆるゆるとぼんやりしたままの海、いつもの鋭い海とまったく違う表情を見せている。

こんなトリエステもあったんだ・・・。





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帰り道、トリエステからヴェネツィアへ向かう車窓は、いつもそれほどのギャップを感じないのはなぜだろう?
心なしか、少しずつゆるやかにその地形を変えているように見える。

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イタリアのあちこちで、さまざまな分野で頑張っている友人に会ったり、長い付き合いの友人たちの間に少しずつ変化があったり、振り返って、果たして自分はどうなんだろう?私は何をやっているんだろう?・・・と思ったりする。
いつも追われて、やたら忙しがっているばかりで、実は何も手元に残っていないような・・・。
と言いつつ、結局のところ、今、目の前にあることを1つずつやっていくしかないのだけど。

夕焼けを追っかけていたら、いつのまにか、月が写真に写りこんでいた。

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ぼけぼけの写真、でも、それはそれでまた、味があるかな・・・。

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28 ottobre 2009
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by fumieve | 2009-10-29 09:53 | ほかのイタリア
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