ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

万聖節の朝、トレヴィーゾ

a0091348_7155680.jpg


かれこれ、そういえばもう1年以上も前だが、真夏にトレヴィーゾ散歩をしたとき、この町はなぜかいつも寒い日の夜に歩いた印象が強くて、「暑い」という状態が妙に感じられたのだが・・・。

考えてみたら、日曜日の午前中に、こうして散歩をしたのも、ひょっとしたら初めてかもしれない。

今日は、単なる日曜日ではなくて、万聖節の祝日。イタリア語では、オンニサンティ(Ognisanti)とか、トゥッティ・イ・サンティ(Tutti i santi)の日といって、つまり、全聖人の日。イタリアの実用カレンダーには、毎日その日の聖人の名が書きこまれていて、イタリア人は自分の名前と同じ聖人の日に誕生日と同じように「おめでとう」と言われたりするほか、大都市から小さな村まで、その守護聖人の日がそれぞれお祭りになる。
ヴェネツィアなら、サン・マルコの日(4月25日)が祝日、といった具合。

今日、11月1日は、たくさんいる聖人を一気にまとめてお祝いしよう!という日で、この日は国民の休日で、ほんとならお休みになるところ、イタリアでは振り替え休日がないから、今日のように日曜日と重なると、祭日が1日減ってしまう。

そして、明日11月2日は、死者の日。お墓参りに行くのが伝統だが、まあ現代生活では、平日には行きづらいから、1日の祝日に前倒しして行く人がほとんどのよう。

ちなみに、ヴェネツィアの墓地は、サン・ミケーレ島(Isola di San Michele)といって、本島からムラノ島へ向かう途中の右手側にあるが、その昔は、この死者の日の墓参のために、レデントーレのお祭りや、サルーテのお祭りのときと同様、船を横並べにして歩いて渡れるようにしたものらしい。



a0091348_7184274.jpg


さてさて、そんな全聖人の日のトレヴィーゾは、よく晴れたきれいな青空で、ちょうど、ミサが終わって出てきた人々が、お昼までの時間、ぶらぶら町の中を歩いたり、立ち止まっておしゃべりしたり、広場に座って新聞を読んだり、でにぎわっていた。

これは、昨夜、Ryuichi Sakamoto Playing the piano公演が行われた、市立劇場(Teatro Comunale)。

a0091348_719303.jpg


トレヴィーゾの紅葉は、圧倒的に黄色が主流だった。(この場合は、黄葉というべきだろうか?)ヴェネツィアの紅葉は、蔦がほとんどなせいもあって赤が多いから、鮮やかな黄色の風景はなんだか新鮮に見えた。

a0091348_721225.jpg


a0091348_72225100.jpg


a0091348_7231098.jpg


a0091348_724922.jpg


a0091348_725278.jpg


こちらは、この日のための定番お菓子、「トリエステのソラマメ」。

a0091348_727065.jpg


焼き栗を買ったら、

a0091348_7275372.jpg


紙袋にあらかじめ、もう1つ空の袋がホチキスで留めてあった。むいた殻を入れるための袋だそう!
(食べ散らかし禁止条例でも出たのかもしれない)

a0091348_7284344.jpg


去年の万聖節は、思えばヴェネツィアは大変なことになっていた・・・。
ついでに、おととしのこの日は私はウディネにいたらしい。

1° novembre 2009
[PR]
by fumieve | 2009-11-02 07:32 | ほかのイタリア
<< 無限、または・・・「インフィニ... 坂本龍一コンサート、トレヴィーゾ >>