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ヴェネツィア ときどき イタリア

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2009年 08月 23日 ( 1 )

この回、完結(と思いたい・・・)

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このブログをいつも読んでくださっている方や、私を直接知る友人のみなさんは、私が特別に、公共交通機関のトラブルに巻き込まれやすい、と思っておいでに違いない。
半分は当たりで、確かに自分でもそう思うし、何か私自身が何とかビームとかをひそかに発信していて、乗り物の運転を狂わしたりしているのではないか?と本気で疑うこともある。
最近は(あまり乗ってないから)飛行機のトラブルは少ないけど、搭乗口にいながらにしておいていかれた、何百キロも離れた別の空港に飛ばされた、直行のはずが別のところを経由して(国内線で)、1時間半のところ結局丸一日かかった・・・と、軽く思い出すだけでもいろいろなハプニングに満ち溢れている。あ、そうそう、1回だけ、日本に帰国するときに乗り継ぎのパリで日本行きの便においていかれ、予定外のクリスマス・イヴのパリの休日!を過ごしたこともあったっけ・・・。(まあ、そんないいことはめったにない。)
不幸中の幸いなのは、とりあえず今のところ、最終的には目的地に到着していることか。
ただ、そうは言っても、万全を期して家を出ているはずなのに、不可抗力によって仕事に遅刻したことも、白状するとこれまで何回かある。

そういう、外からのトラブルがたくさんあるのは間違いないが、本人のおっちょこちょいによる旅先のトラブルも、これまた実は多発している。
一番多いのはもちろん忘れ物。なにしろ小学生のころ、家族でぶどう狩りに行ってそのぶどうを電車の中においてきた実績がある身。日本で仕事をしていたときには、電車の中に何本傘を寄付したことかわからないし、何時間もかかる終着駅に、図書館の本を引き取りに行ったこともある。記念すべき、初めてお花を習った日は、そのお花を網棚に乗せたまま忘れて家に帰ってしまった。
こちらに来てからは、旅行に行くのにパスポートを忘れたこともあれば、携帯電話を車内に置き忘れてきたり、あ、そうそう、携帯はこないだのスイスの映画祭で会場のお手洗いにも忘れてあわてて取りに戻ったし。不思議なのは、毎回、「ああ、ここに置くと忘れるな」とか「忘れ物はないかどうか」振り返ってみたときに限って、忘れ物をしてきてしまうこと。
ここまで来ると、何か頭の中のネジが数本、根本的に足りないのではないか?と我ながら心配になる。
これもまた、大切なものほど、自慢じゃないが(今のところ)しっかり回収しているのだが。(もっとも、傘の場合は、気に入っているものほど、一瞬にしてなくす傾向にある。)

先日、深夜1時前にたどり着いたヴェローナのホテルでは、実はたまたま以前に利用したこともあり、スムーズに、そしてあたたかく迎え入れられた。案内された部屋は、エレベーターの隣の、日本のビジネスホテルかと思うような、めちゃくちゃ小さな部屋だったが、野外オペラで有名なヴェローナは、8月は超ハイシーズン。おそらくこういうトラブル対応のためにこういう部屋をキープしてあるのかもしれないし、何より清潔で小さかろうが設備の整った部屋はありがたかった。
ほんとに寝るだけだから、荷物も最低限のものだけを出せばよかったのだが、その日は途中で荷物が増えて、ちょっと整理をしようと思ったのがそもそもの間違いだった。
いつも、これまた宿泊先でクローゼットに洋服をしまうと絶対に忘れるので、ハンガーを使っても部屋の中の見えるところに出しておくか、または、バーから外せないハンガーの場合は、クローゼットの扉を開けっ放しにしている。ところが、この部屋は小さすぎて、クローゼットの引き戸式の扉をきちんと閉めないと、バスルームに入れない。・・・うーん、いやな予感。しかも、そのクローゼット、最初に部屋に入ったときに、あれ?クローゼットもないのか?と思ったほど、モダンでシンプルなデザインすぎてまるでカメレオンのように部屋に溶け込んでいる。ああ、これは絶対に忘れるな・・・と思って・・・

そう、やっぱりそこにかけた服3点を、しっかりそのまま忘れてきてしまった。

朝チェックアウトをするとき、全部支度を終えてから、
1) ベッドの反対側を見て(寝る前に、ふっと置いたものを反対側に落として忘れてくることがある)、
2) バスルームをのぞき(化粧道具一切を忘れてくることがある)
そうやって指さし確認をして出てきたというのに・・・。

気付いたのはその日の夜。友人と夕食の約束をしていて、上にはおるもの・・・と思って探したら・・・ない!・・・えーっと、帰ってきてどこに置いたのか・・・
あ!・・・え!?・・・そうそう、今日また使うかもしれないから、シワにならないように、と、わざわざハンガーにかけて、カメレオンなクローゼットに納めてしまったのだった・・・ガックリ。どれも高いものではないが、なくなるとやはり困る。

ホテルに電話をすると、どうやらそっくりそのまま保管されていた模様。
引き取りに行かねばならないのかと思ったら、さすがにそこは世界各地からの観光客(の忘れもの)に慣れているのだろう。小包を作って郵送料金を確認後、一度メールで知らせてくる、それでOKを出せばカードでその金額を引き落とし、直ちに送ってくれる、という。
それで今日、そのパックを郵便局に引き取りに行った(いったん不在だった場合、不在票を受け取ってから窓口で実際に引き取れるまで、なぜか中2日以上かかる。)帰ってきたら、ホテルからカード引き落としの領収書とレターが改めて届いていた。

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22 agosto 2009
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by fumieve | 2009-08-23 09:04 | 旅先にて