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ヴェネツィア ときどき イタリア

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カテゴリ:モザイクの旅( 71 )

アクイレイア、鐘楼の中に隠された・・・

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鐘楼といえば普通は、上に上がって360℃パノラマを楽しむのが醍醐味だし、もちろんここ、アクイレイアの鐘楼も、真下の考古学エリアから海まで見渡せる風景はすばらしく、またこの時期、何より真夏の太陽が照りつける地上と違い、さわやかな風が流れていてとても気持ちがいい!

続く:だが・・・
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by fumieve | 2014-08-09 17:23 | モザイクの旅

「ローマ モザイクの旅」第3回、5世紀から7世紀

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古代から中世まで、さすがによりどりみどりのローマですが、今回は、ローマらしい生き生きモザイクからビザンチン風と言われる荘厳なモザイクに変わっていく時代、5-7世紀を紹介しています。

サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂、サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノの洗礼堂、サンティ・コズマ・エ・ダミアーニ聖堂、サンタニェーゼ教会。

http://www.japanitalytravel.com/mosaici_roma/top.html

今回残念ながら掲載しきれなかったところについてはまた、追々紹介したいと思います。

バックナンバーはこちら。

「ローマ モザイクの旅」

第1回 カラカッラ浴場、パラッツォ・マッシモ国立博物館
第2回 サンタ・コスタンツァ廟サンタ・プデンツィアーナ教会

「南イタリア モザイクの旅」
第1回 ナポリ考古学博物館
第2回 ポンペイ&エルコラーノ
第3回 ピアッツァ・アルメリーノ
第4回 オートラント大聖堂
第5回 パレルモ
第6回 パレルモ近郊、モンレアーレとチェファル

「北イタリア」編
第1回 ヴェネツイア、サン・マルコ大聖堂
第2回 アクイレイア大聖堂
第3回 ラヴェンナ・前篇 
第4回 ラヴェンナ・後篇 
第5回 ヴェネツィアのラグーンへ アルティーノ、トルチェッロ島、ムラーノ島 
第6回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その1 
第7回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その2 
第8回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その3 

16 lug 2014
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by fumieve | 2014-07-16 15:54 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜プーラ、ローマ人の家

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クロアチア、イストリア半島のほぼ最南端にあたるプーラ(Pula)は、同じく沿岸のポレチュやロヴィニと並んで、長くヴェネツィア共和国の支配下にあったが、見るからにその名残りのあるロヴィニと違って、ローマ時代の遺跡が町のそここここに残る。

そしてローマ遺跡といえば・・・!
完全にノーチェックだったのが、やはりここにも、すばらしい床モザイクがあった。
アウグストゥス神殿とセルジ門の中間あたり、海側にちょっと入ったところに目立たない看板がある。

続く:現在・・・
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by fumieve | 2014-07-13 01:08 | モザイクの旅

「ローマ モザイクの旅」第2回、4-5世紀

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モザイクをめぐる、ローマの旅、第2回は、ローマ時代後期からキリスト教への移行期にあたる、4-5世紀。明るい色合いと、写実的な表現がまだまだローマらしさを残している。

http://www.japanitalytravel.com/mosaici_roma/top.html

北イタリア編、南イタリア編のバックナンバーもどうぞよろしく。


バックナンバー
「南イタリア モザイクの旅」
第1回 ナポリ考古学博物館
第2回 ポンペイ&エルコラーノ
第3回 ピアッツァ・アルメリーノ
第4回 オートラント大聖堂
第5回 パレルモ
第6回 パレルモ近郊、モンレアーレとチェファル

「北イタリア」編
第1回 ヴェネツイア、サン・マルコ大聖堂
第2回 アクイレイア大聖堂
第3回 ラヴェンナ・前篇 
第4回 ラヴェンナ・後篇 
第5回 ヴェネツィアのラグーンへ アルティーノ、トルチェッロ島、ムラーノ島 
第6回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その1 
第7回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その2 
第8回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その3 

15 mag 2014
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by fumieve | 2014-05-16 04:30 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜リミニ市立博物館

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「外科医の家」が再現されているリミニ博物館は、もちろんそれだけではなくて、先史時代の発掘品からローマ時代、そして絵画館も充実のかなり大きな博物館なのだが、全部は紹介しきれないので、ここではいっそモザイクに集中。

ローマ共和国時代から帝政時代へ、ともに発掘された日用品などとともに、大小の床モザイクが展示されている。まだキリスト教が公認される前のことで、こうした邸宅の床モザイクはいずれも、日常の生活や神話の一場面を描いたものが多い。

続く:空に・・・
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by fumieve | 2014-05-10 16:45 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜ヴァチカンの異教徒のネクロポリスにて

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ポンペイのミニチュアのような、ヴァチカンの「トリオンファーレ通りのネクロポリス」は、墓所の室内がまさに当時のローマ人の家と同じように、フレスコ画や漆喰、大理石や彫像で飾られているのだが、当然のことながら床もモザイクで装飾されているところもある。

続く:家が・・・
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by fumieve | 2014-04-12 16:48 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜モザイク用ガラス工房、オルソーニ

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11世紀以来、ヴェネツィアのガラス工房は原則、本島のすぐ北側にあるムラーノ島にすべて集められていることはよく知られている。
が、吹きガラス用の窯を持つ大きな工房で、唯一例外的な存在なのが、このオルソーニ工房。ヴェネツィア本島内の元ゲットー地区、19世紀にアンジェロ・オルソーニ(Angelo Orsoni)という人があえてここに、工房を開いた。
製品はすべて、サン・マルコ大聖堂内外の壁や天井など装飾に使われているガラス・モザイク用のガラス。モザイク用に四角く切ったガラス片を通常はテッセラ(tessera、複数形でテッセレ)というが、このオルソーニでは、金箔入りの、いわゆる金のモザイク・ガラスをテッセレ、それ以外の色の入ったモザイク・ガラスについては、ズマルト(smalto、複数形でズマルティ、エナメルの意)と呼んでいる。

このオルソーニ工房、面白いのは工房兼事務所の建物の上がB&Bになっていて、ふつうに予約して宿泊が可能なこと。そして、宿泊者は朝食のあと、希望すれば工房内を見学することができる。

(B&Bオルソーニは、こちらのサイトから日本語で、ご予約いただけます!
http://www.lacasamia.jp/ → ヴェネツィアのB&Bとプチホテル、のページへ)


見せていただいたこの日は、超ラッキーなことに、ここの特産品といっていい金のモザイクを作っていて、そのため、窯のまわりでの作業は撮影禁止。あっと驚く、かつ、なるほどなるほど、的な方法で金モザイク・ガラス、つまりテッセレが作られていた、とだけ言及しておこう。

続く:こちら・・・
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by fumieve | 2014-03-18 07:55 | モザイクの旅

「ローマ モザイクの旅」連載開始!

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北イタリア、南イタリア編に続いて、モザイクの旅、ローマ編がスタートしました!
第一回は、ローマ時代のモザイク、カラカッラ浴場と国立博物館です。

http://www.japanitalytravel.com/mosaici_roma/top.html

ぜひご覧下さい!

15 mar 2014
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by fumieve | 2014-03-16 02:56 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜トリノのサルヴァトーレ教会跡

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トリノ。大きくて立派なドォーモ(Duomo、大聖堂)の隣にひっそりと、なにやらガラスのピラミッドのようなものが貼り付いている。

このドォーモの場所には、もともと3つの教会が寄り添うように建っていて、面白いことに3つ合わせて司教座教会としての役割を果たしていたらしい。
一番北側にあったのが、サルヴァドーレ教会(Chiesa del Salvatore)で、紀元後4世紀末と思われる、バジリカ(長方形)型3廊式聖堂の、東側の後陣の部分が現ドォーモの地下で見つかっている。

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ピラミッドの中にあるのは、このブログでしばしば紹介しているような4-5世紀、つまりローマ時代後期のモザイクではなくて、もう少し時代が下って12世紀のもの。
サルヴァトーレ教会は、11世紀の改装工事でクリプタ(cripta、地下祭室)が作られ、さらに12世紀に、聖職者席を拡張した。
これは、その部分の床モザイク。
1909年に偶然発見されたあと、一度ははがして美術館に移動されていたものの、1989年に当初発見された位置に戻されている。
・・・それはいいのだが、このピラミッド型のガラス、どうにもこうにも見づらい。建物の外、広場の一角にあるから、雨風をしのぎつつ、誰もが見学できるようにきっとこういうことになっているのだろうけど・・・う〜ん、端っこはともかく、興味深い真ん中の方とかがほとんど見えない・・・(涙)。

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描かれているのは、「幸運の擬人像」。中央にいる「幸運」が「人の運を支配する輪」を回している。(・・・のはずなのだが、この肝心の「幸運」が、そう思ってみればそうかも、という程度・・・涙・・・この上の写真と、一番下の写真のみ、www.museotorino.it より拝借。)

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その周りには動物たちが描かれているが、彼らは、「波=大洋」の輪に囲まれ、さらにブリテン、スコットランド、オークニー、トゥーレ(?)の島々が見える。

さらに四隅からは「風」が吹く。つまりそれは、「世界地図」。

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教会の中、それも聖職者席などのより重要な部分に、キリスト教とも旧約聖書とも直接関係のなさそうな、人間の営み一般や空想上の動物など、「世界」を現すような図像が描かれているのは、まさにこの時代、ロマネスクと呼ばれる教会建築の特徴。
これまで紹介してきた中でモザイクでいうと、ほぼ完璧に現存するプーリア州オートラントの大聖堂をはじめ、ポンポーザの修道院付属聖堂(写真なし)、あるいは床からはがされてしまっているけど、ラヴェンナのサン・ロレンツォなど、ローマ時代の鮮やかで写実的なモザイクに比べると、少ない色数、こどもの絵みたいな、ひとふでがきみたいなつたない表現がなんともいえない味わいを醸し出していて、楽しい。

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Torino, Chiesa del Salvatore

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17 feb 2014
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by fumieve | 2014-02-18 10:02 | モザイクの旅

モザイクの旅・番外編〜サルデーニャ、ノーラ遺跡

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青い海を背景に、足もとにはローマ時代の床モザイク。
海好き、モザイク・マニアには夢のような世界がサルデーニャ島にあった。

州都カリアリから、40kmほど南、現在はプーラ(Pula)という市内の海岸沿い、かつてノーラ(Nora)という町があった。先史時代から人類が住み、やがてカルタゴ人が商業上の拠点、つまり商業港として利用したあと、そのカルタゴがポエニ戦役でローマに敗れ、やがてサルデーニャ島は紀元前238年にローマ共和国の属州となった。
カルタゴ時代には、あくまでも商業の拠点としての町であったノーラだが、属州後はほかのローマの町に漏れず、ローマの都市計画に基づき、フォロ(広場)や神殿、道路に水道、テルメ(公衆浴場)、そしてインスラと呼ばれる集合住宅地区と、一方でドムスと呼ばれるお金持ちの邸宅ができた。
一時は8,000人の人口のあったノーラだが、紀元後4世紀にヴァンダル族の襲撃に遭い、また、かつての良港であった町は徐々に海に浸食され、8世紀には完全に打ち捨てられてしまう。そして1889年に遺跡が「発見」されるまで人に知られることなく土の中に埋もれていた。

続く:1950年・・・
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by fumieve | 2014-01-30 08:34 | モザイクの旅