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ヴェネツィア ときどき イタリア

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日曜日なので・・・

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ヴェネツィアからバスに乗って30分。
雲行きの心配をしながら、今日は遠足に出た。

続く:どこに・・・
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by fumieve | 2010-05-31 07:11 | ほかのイタリア

カンヌ俳優賞受賞「ラ・ノストラ・ヴィータ」

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La nostra vita(95min, 伊・仏、2010年)

監督 Daniele Luchetti
出演 Elio Germano, Raoul Bova, Osabella Ragonese, Luca Zingaretti, Stefania Montorsi

かわいくてセクシーで、案外しっかりものの妻は、3人目の子どもを身ごもっている。失業中の兄は親の残したらしい海辺の家で暮らしている。経済的には貧しいけれど、シアワセな1日1日(vita)を送る若い一家。愛、家族、貧乏(というほど貧乏でもないが)、そして、たくさんの不法(不法就労、不法滞在、違法建築、ecc...)や裏取引は、1人1人が今日を生きていくために、みんながみんな片目や両目をつぶっている。大袈裟でない、ごくふつうのイタリアの一面。
はじまった途端に、ああ、これはイタリア人は見ない、外国人(この場合は、フランスとかアメリカとか日本とか)がイタリア映画に期待するイタリア映画だ、と思った。
笑わせて、ところどころで、ほろり。
イタリアのどうしようもない部分、対岸の火事だからこそ、まゆをひそめてみたり、あるいは、いいよな、イタリアって結局・・・などと言いつつ「映画」として楽しめる映画。

続き:物語は・・・
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by fumieve | 2010-05-30 08:04 | 映画

ジャンバッティスタ・ティエポロ、「冗談」と「奇想」の間で~ウディネ

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Gianbattista Tiepolo tra scherzo e capriccio.
Disegno e incisioni “di spirituoso e saporitissimo gusto”
22 mag – 31 ottobre 2010
Udine, Castello
http://www.udinecultura.it/opencms/opencms/release/ComuneUdine/cittavicina/cultura/it/eventi/Eventi_culturali/2010/settimanatiepolo/mostra.html

澄んだ明るい水色の空、ふわふわの雲とともに浮かぶ天使、彼らの祝福を受けて天に昇る聖母や聖人、こちらを見下ろす神話の登場人物。あるいは、2世紀前のヴェネツィアの巨匠、パオロ・ヴェロネーゼに学んだ、古代風の建築物を背景にした、劇場風な場面の数々・・・。
ティエポロといえば、まず思い起こされるのが、祝福的なテーマを扱ったフレスコ画、大型の天井画や壁画ではないだろうか。
ヴェネツィアなら、スクオラ・デイ・カルミニ、パラッツォ・ラビア(非公開)、ヴィチェンツァのヴィッラ・ヴァルマラーナをはじめとするヴェネト各地のお屋敷。
活躍の場はヴェネツィアにとどまらない。ミラノ、ドイツのヴュルツブルグ司教館、そしてマドリッドの王宮。
だが、彼の輝かしいキャリアの出発点は、ウディネであった。
(以前のブログ、珠玉の町、ウディネ司教区美術館およびティエポロ参照。)

続き:そのウディネで
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by fumieve | 2010-05-29 20:57 | 見る・観る

「文化予算削減」反対の嵐が吹き荒れるこの国で

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L’Avogaria JAZZ 2010
Tonolo & Bianchetti duo
Teatro a l’Avogaria

学生時代は(一応今も学生でもあるけど)すぐそばの校舎に毎日通って、1日中そのあたりをウロウロしていたはずなのに、その劇場の名前を聞くたびに「そんなの一体、どこにあるんだろう?」と思っていた。細い路地から、さらに細い路地を抜けた奥に、1969年にヴェネツィアのコンメディア(Commedia, 即興喜劇)の伝統を守っていこうという目的で作られた小さな劇場が、ほんとに存在した。
今でもその活動は続いていて、ときどき公演のお知らせが(なぜか)メールで送られてくるので、一度行ってみようと思いつつ、行ったことがない。曲がり角に、(その時間になって)関係者がポスターを貼っているところに出くわさなければ、私はたどり着けなかっただろう。

続き:今日の演奏は・・・
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by fumieve | 2010-05-28 08:41 | 聞く・聴く

5月

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4月は忙しすぎて、この5月は、雨が多くてうすら寒くて・・・と言っているうちに、今年は藤もバラも写真を撮るタイミングをすっかり逃してしまった。
季節は確実に移っていく。

ようやく・・・

サングラスなしには外を歩けない、そんな日差しになった。

夏がくる。

26 maggio 2010
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by fumieve | 2010-05-27 05:00 | 日常生活

まぬけな話

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先週の土曜日、夕方家に帰ってきたら見慣れぬ1通の封書が私宛に届いていた。

切手のない、手書きの宛名のその封筒は、市役所からのものだった。

続き:中身は・・・
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by fumieve | 2010-05-26 06:02 | 日常生活

ほんとはゆっくり見たい、シエナ

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水の上にびっしりと建物を並べ、町を作ってしまったかつてのヴェネツィア人のことを、須賀敦子さんはそのエッセイの中で「冗談のきつい人々だと思った」と書いていたが、冗談のきつさにおいては、このシエナの人々だって、どっこいどっこいなのでは、と思う。

イタリアの、ほかの多くの中世の都市国家同様、自らの防衛のために、丘の上に作られたシエナの町は、その町の中にも見通しの悪い迷路のような道や、急こう配の坂道や階段がたくさんある。
それでも、ほかのたいていの町では、町の中心の広場といえば、そのでこぼこを削ったり埋めたりしながら、辛うじて平地に近く体裁を整えるのだが、このシエナでは、広場そのものを半分に割ったすりばちのような、あるいは貝がらのような、最初からカーブのついた広場を作ってしまった。
逆転の発想とでも言おうか。広場が平らでなきゃいけないなんて、誰が決めた?・・・みたいな。

続き:駆け足シエナ・変則編
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by fumieve | 2010-05-25 09:07 | ほかのイタリア

船と自転車と

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週末を、土日の2日間とも全くヴェネツィアから一歩も出ずに過ごしたのは、いったいいつぶりだろう?

昨日はほぼ1日、遊びに来た友人とヴェネツィアの中でゆっくり。ちょっと歩いてはバールの外の席に座って、いつものスプリッツを飲んではおしゃべり、お茶を飲んでは心地よい風に吹かれ・・・。
お昼もおなじみのお店、でも冬の間にはなかった中庭の席で。

続き:今日は・・・
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by fumieve | 2010-05-24 05:39 | 日常生活

噂の・・・カルチョーフィ・ディ・サンテラズモ

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ヴェネツィアの春から初夏にかけての味覚の1つ、「サンテラズモのカルチョーフィ(アーティチョーク)」。
先日、マリーザのお料理教室でも登場したカルチョーフィ(carciofi、アーティチョーク)だが、実は種類がいろいろあって、マリーザのところで使ったのは、ローマ風(romani)と言われる、まんまるで蕾そのものが大人のこぶしくらいの大きさがあるもの。

ヴェネツィアのラグーナ(潟)内、その名の通りサンテラズモ(Sant’Erasmo)島をはじめ、ヴィニョーレ(Vignore)、リオ・ピッコロ(Lio Piccolo)、マラモッコ(Malamocco)、マッツァルボ(Mazzarbo)で生産されるカルチョーフィは、大きさももっとずっと小さく、形もちょうどバラなどの蕾のような形をしていて、より柔らかく、繊細な味のカルチョーフィとして、地元で愛されている。

続き:
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by fumieve | 2010-05-23 06:18 | 飲む・食べる

サンティ・マリア・エ・ドナート教会、ムラーノ島

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Basilica dei Ss.Maria e Donato, Murano

「旅」の撮影の日は、小雨がぱらついていたのが、とにもかくにも残念だった。

やはり雨が続いて、5月らしくない5月だったが、昨日あたりからようやく青空が見え始め、そうなると急に強烈になる日差しに、今日は頭がクラクラするほど。雲ったら曇ったで、なんだか日本の梅雨のように蒸し暑い。いったいどうなっているんだろう?

ムゼーオ(Museo)の停留所でヴァポレット(水上バス)を降りて、ガラス博物館の前を通り過ぎてもう少し歩く。
18世紀後半に大幅に修復されているせいで、妙に新しく、ツクリモノっぽく見えてしまう聖マリア・エ・ドナート教会。今日の陽射しの下で目に痛いほどの大理石の白と、その向こうの整然と干された洗濯ものが、見事にいい感じのコントラストを出していて、つい笑ってしまった。

続き:
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by fumieve | 2010-05-22 08:31 | ヴェネツィア