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ヴェネツィア ときどき イタリア

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船に乗って・・・

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プチ・ヴァカンスに出発!

29 giugno 2012
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by fumieve | 2012-06-30 09:13 | 異国の旅

スクオラ・ディ・サン・ロッコ、日本語版ガイド発行!

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スクオラ(Scuola)は、ふつうのイタリア語では「学校」という意味だが、ヴェネツィアではスクオラは別の意味も持っている。

日本語では、同信会、とか共済会とか訳されているが、実はさらに意味が広く、同業組合や同郷会などもスクオラと呼ばれ、大小たくさんのスクオラが存在した。

その中で、スクオラ・グランデ(Scuola Grande)と呼ばれていたのが6つあって、それらは、とくに病人や貧者など、社会的弱者の扶助を目的として組織されていた。スクオラ・ディ・サン・ロッコをはじめ、聖人の名前を冠していることから、教会の付属組織と思われがちだが、これは実は、教会からは独立した存在。もちろん、当時のことなので、全員キリスト教徒であったことは変わりないが、運営も管理も、まったく教会とは別、そしてまた、共和国の国の行政システムからも独立した存在だった。

このスクオラがヴェネツィアの歴史、美術を語る上で決して外せないのは、彼らが、大小それなりに、美術・建築のパトロンとなったため。各スクオラは、それなりの規模のところは会員の集会所を建てたし、それができない小さなスクオラは、教会の中に1つ、専用の礼拝堂を持って、その祭壇画を求めたのだった。

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by fumieve | 2012-06-30 00:30 | 読む

ユーロ2012に見るイタリア気質

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サッカーの欧州選手権、Euro2012が盛り上がっているかと言われれば、もちろん国民の関心の9割がサッカーではないかと思われるイタリアのことなので、それはもう、多いに盛り上がっている。
なにしろこれが始まってからというもの、一般のテレビ・ニュースから新聞まで、スポーツ欄を拡大するなんてものじゃない、ちょうど政治もユーロの経済問題が深刻化していることもあって、政治、経済から文化面まで、すべてユーロ選手権がらみの話題に結び付けられているといっても過言ではない。

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by fumieve | 2012-06-29 06:02 | 観るスポーツ

ミラノで出会ったちょっと面白いもの

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ミラノの中心地、ドォーモ広場から5分も離れていない通り。ガラス張りのお店を覗くと、何やら化学実験室のよう、カラフルな液体の入った大きなフラスコが並んでいる。

続く:鮮やか・・・
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by fumieve | 2012-06-28 14:55 | 飲む・食べる

「ブリューゲル王朝」展、コモ

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コモ、オルモ邸
7月29日まで

La dinastia Bruegel
Como, Villa Olmo
24 mar – 29 lug 2012
www.grandimostrecomo.it

ミラノから小一時間、コモ湖のほとりにある19世紀の貴族のお屋敷、オルモ邸(Villa Olmo)で、フランドルの画家ファミリー、ブリューゲルの展覧会が行われている。

フランドルの民衆のふだんの生活やお祭りの姿を、大きな画面の中にこまごまと、だが、生き生きと描いたピーテル・ブリューゲル(1525/30- 1569)の作品は私ももともとは大好き。イタリアに来てからは少し遠ざかってしまっていただけに、彼の作品を久々にじっくり観ると同時に、一大画家ファミリーとなったその子孫たちを理解するのに、ちょうどいい機会だと思ってでかけた。

続く:「王朝」・・・
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by fumieve | 2012-06-27 23:10 | 見る・観る

シルヴィ・ギエム、ヴェネツィアで栄誉金獅子賞

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元パリ・オペラ座エトワール、英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルで、47歳の現在も現役のダンサーとして活躍するギエムに、ヴェネツィア・ビエンナーレのコンテンポラリー・ダンス部門、ビエンナーレ・ダンツァ(Biennale Danza)が、栄誉金獅子賞を贈った。
ダンス部門は、1998年に音楽部門から独立して99年より毎年開催。栄誉金獅子賞は不定期に、Merce Cunningham (1995), Carolyn Carlson (2006), Pina Bausch (2007), Jirí Kylián (2008) e William Forsythe (2010)に贈られてきたが、栄誉賞自体、長いキャリアを称えるものだけに、これまではすべて振付家で、現役ダンサーの受賞は初めて。

ちょっと紹介が遅れてしまったが、先日、6月20日に受賞式とそれに引き続き一般公開のトークがあった。

続く:受賞に・・・
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by fumieve | 2012-06-26 03:38 | 見る・観る

とんぼの本「ヴェネツィア物語」

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待ってました!
以前にも書いたように、新潮社のとんぼの本シリーズは私にとって、美術紀行のバイブルのようなもの。初めてのイタリア旅行では、フィレンツェとヴェネツィアと、それぞれとんぼの本を片手に町を歩いた。もっとも、当時は予約ができなかったウフィッツィ美術館に朝から並んで、その間に慌ててページをめくるような、そんなにわか美術ファンだったのだけど。

その後、フィレンツェについてはいくつか別の「とんぼ」が出たし、一昨年の「イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア」でもヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂などが紹介されたけれど、ヴェネツィア美術を総合的に紹介するものが「とんぼ」にはなくて、まだか、まだかと待っていたところだった。

昨年秋に発行された、芸術新潮ヴェネツィア特集の再編集、とあるが、実際には塩野七生さんの解説も丸々加わって、小さくコンパクトながら内容はさらに充実。写真のすばらしさはもはや言うに及ばず、歴史年表に地図も載っているから、これを持ってヴェネツィアを回れば、ヴェネツィアの歴史と美術について、相当深い知識と理解が得られるはず。
ひいき目ぬきで、持ち歩きに苦にならないこのハンディ・サイズで、これだけ詳しいヴェネツィアの総合的な美術案内がされている本は、日本語どころかイタリア語でもちょっとないように思う。(だいたいイタリア語の書籍の場合、なんでも大きく重く、ごっつくなりがちなので)

これからヴェネツィアに観光に見える方は、ぜひともこれを手に、いらしていただきたい。飛行機の機内でさらっと読んでこられる程度だし、それで興味のあるところをチェックするのもよし。
あるいは、中で紹介されている教会や美術館ごとに、参照ページも記入されているので、見学先についたところで、それぞれのページを開いてみるのもよし。いずれにしても、見るもの、訪ねる先が何倍にも充実することは間違いないだろう。

あるいは、ヴェネツィアにいらしたことのある方、イタリア、ヴェネツィア美術にある程度通じた方でも、もう一度、ああ、こことここがつながっていたのか、こういうことだったのか、と簡単におさらいしていただくのにもピッタリだと思う。

私もこの本を手に、あらためてじっくりヴェネツィアを歩いてみようか・・・。

25 giu 2012
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by fumieve | 2012-06-25 14:18 | 読む

日本美術複合展、「魅惑の地、日本」@フィレンツェ

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(画像はすべて、公式サイトから拝借)

「魅惑の地、日本」
ピッティ美術館
 銀器博物館「その線と色と、日本の芸術と西洋との出会い」
 パラティーナ絵画館「記憶の優美、現代日本の工芸」
 近代絵画館「ジャポニズム、マッキャイオーリから1930年代まで、極東の影響」

Giappone. Terra di Incanti
Palazzo Pitti
Museo degli Argenti
Galleria Palatina
Galleria d’arte moderna

3 apr – 1° luglio 2012
www.unannadart.it/giappone/index.html

Di Linea e di Colore. Il Giappone, le sue arti e l'incontro con l'Occidente.
L'eleganza della memoria. Le arti decorative nel moderno Giappone.
Giapponismo. Suggestioni dell’ Estremo Oriente dai Macchiaioli agli Anni Trenta.

フィレンツェのピッティ美術館で、日本美術を紹介する企画展が行われている。
それも、フィレンツェの主要な国立美術館の1つであり、もともと複数の博物館からなるピッティ美術館の中の3館を使って、3つの展覧会を同時に行うという、かなり規模の大きなもの。

続く:銀器・・・
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by fumieve | 2012-06-25 04:31 | 見る・観る

明日23日(土)は、アート・ナイト

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昨年、初めての試みだったアート・ナイト、好評を博して、今年も開催されることになった。明日23日(土)は、多くの美術館、博物館、企画展、ギャラリーが深夜まで開館、しかもほとんどが無料で入場できるほか、ヴェネツィア市内のあちこちで、コンサートやパフォーマンスなど、さまざまなイベントが予定されている。

イタリアで最近増えてきたこの手のイベントは、国や市の主導のものが多いが、ヴェネツィアのアート・ナイトは、ヴェネツィア大学のイニシアティヴに、異なる施設や団体が賛同しているというところがなかなかいい。

プログラムなど詳細はこちら。
http://virgo.unive.it/artnightvenezia/

Buona serata a tutti! (みなさん、すてきな夕べを!)

22 giu 2012
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by fumieve | 2012-06-23 07:31 | ヴェネツィア

新特急イタロの「お弁当」

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www.italotreno.it

イタリアの新特急、イタロに乗ったら、ぜひ試してみたいと思っていたことがあった。

それは、お弁当。
もはや流行遅れなのだろう、食堂車というものを最初から持たないイタロでは、イタロ・ボックスという、すなわちお弁当が予約購入できる。
それも、イータリー(Eataly)という、イタリア各地のおいしいものを集めた、食品専門デパートというようなお店があるのだが、そのイータリーがイタロ専用のボックスを提供するという。
イータリーは、トリノ、ミラノ、ボローニャなどにお店がある(らしい)が、東京にもあるので、もしかしたら日本の方のほうが詳しいかもしれない。ちなみに、初のローマ店は今日6月21日にオープン予定。

上の写真は「タリエーレ(il tagliere)」コースで、特選チーズ、サラミ、一種の乾パン、水、カフェがついて17ユーロ。「梅」といったところ。

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by fumieve | 2012-06-21 23:41 | 旅先にて