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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ミラノでおのぼりさん!

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薄曇りの中からようやく晴れ間の見えたミラノで、ドォーモのてっぺんに上った。

続く:ミラノ・・・
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by fumieve | 2013-01-31 19:13 | ほかのイタリア

映画は楽し、「ライフ・オブ・パイ」&「カルテット」

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1月に入ってから観た映画は3本、その中でダントツに衝撃的だったのは、トルナトーレ監督の「La migliore offerta(ラ・ミリオーレ・オッフェルタ、ベスト・オファー)」
それ以外の2本も、これはこれで、やっぱり映画らしくて、楽しんだ。

ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(Life of Pi, 伊題はVita di Pi)
監督 アン・リー
原作 ヤン・マーテル
出演 スラージ・シャルマ、イルファン・カーン

ヴェネツィア映画祭で2回、金獅子賞を得ているアン・リー監督の冒険ファンタジー。ちまたでは3Dのようだが、私が観たのはふつう(つまり2D?)ヴァージョン、だがこれでも十分すぎるほどの迫力。
人間の想像力を超えた自然界の美。ナショナル・ジオグラフィック的な壮大で神秘的なまでの海の映像は、どこまでがほんとの自然で、どこからがCGなのか。わからないけれど、でもこれは喜んでだまされておこう。
ちっぽけな人間の前に、容赦なき自然の脅威、嘘みたいな偶然と。次々とおそいかかる恐怖と、だがそれを包み込んでなお思わずためいきをつく美しい海。
インドから、新しい生活を求めてアメリカへ移住するはずだった一家の乗った船は日本海溝(?)で難破する。たった1人生き残った少年。それも、彼らが連れてきた、彼らの動物園にいた猛獣たちと。あり得なすぎて、思わず笑ってしまう。
だが、当の本人は真剣だ(もちろん)。ベンガルトラとともに、遭難生活227日。
最後の最後の、ひねりが利いている。人間、何を信じたらいいのか、何が真実なのか。信じたいことしか信じられないし、信じられることがきっと事実なんだろう。
子どもはもちろん、大人も結構真剣に楽しめる作品。
ちなみに、少年の名前、「Pi = パイ」はイタリア語版吹き替えでは「Pi = ピ」になっていた。

続く:元気・・・
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by fumieve | 2013-01-29 10:00 | 映画

「シルク・ロード 東西を結ぶ古道」展、ローマ

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(写真はすべて公式サイトより拝借)

ロベール・ドアノーの写真展をやっている「パラッツォ・デッレ・エスポジツィオーニ(Palazzo delle esposizioni)、展示館」の、メインの展示は実はこの「シルク・ロード」展。
かつて、絹織物をはじめ、東方の貴重な品々をヨーロッパ社会に運んだ、いわゆる「絹の道(シルク・ロード)」は、ローマ時代の街道などとは違い、整備された大きな道があったわけではなく、かつ、複数のルートが存在した。

続く:多くの・・・
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by fumieve | 2013-01-28 03:37 | 見る・観る

ヴェルディ「群盗」、フェニーチェ劇場

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(写真はすべて公式サイトから拝借)

I masnadieri
脚本 Andrea Maffei
音楽 Giseppe Verdi
配役
Massimiliano conte di Moor Giacomo Prestia
Carlo Moor Andeka Gorrotxategui
Francesco Moor Artur Rucinski
Amalia Maria Agresta
Arminio Cristiano Olivieri
Moser Cristian Saitta
Rolla Enrico Masiero
指揮 Daniele Rustioni
監督 Gabriele Lavia
舞台 Alessandro Camera
衣装 Andrea Viotti
照明 Gabriele Lavia
フェニーチェ劇場管弦楽団および合唱団
合唱指揮 Claudio Marino Moretti
www.teatrolafenice.org

ヴェルディ生誕200周年記念イヤーの2013年、11月に「オテロ」で始まったシーズンは、新年は再び同作曲家の「イ・マスナディエーリ(群盗)」で幕を開けた。

多くの名作を残したヴェルディの中で、「オテッロ」のときも、「椿姫」や「ナブッコ」、「アイーダ」等々に比べるとかなり地味な作品だと思ったのだが、この「群盗」に関しては、今までほとんどタイトルを見かけることすらほとんどなかったように思う。
ヴェルディ・イヤーで、イタリアどころか世界各地でヴェルディ作品の上演が目白押しな中で、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場のお得意のひねくれ、もとい、こだわりなのだろう。

いきなり悲劇的な始まり、だが、メロディアスで美しい旋律のヴァイオリン(?)ソロが印象的な前奏曲。
そして、幕が開いて、いい意味で裏切られた。
スプレー落書きの踊る倉庫街に終結する、皮のロング・コートの男たち。ああ、なんだかオペラというよりはミュージカルみたい。ちょうど何日か前に、友人たちとミュージカルの話をしていて、久しぶりにミュージカルも観たいな、なんて思っていたから、そのタイミングのよさに思わずにんまり。

続く:男・・・
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by fumieve | 2013-01-27 18:24 | 聞く・聴く

今年初、トノロのフリッテッラにやっぱり大満足!

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年末年始の体重増加を元に戻す暇もなく、毎年、この時期にになるとヴェネツィアの町中にあふれる危険なお菓子、フリッテッレ(frittelle、複数形。単数系はフリッテッラ)。
いくつもあるカーニヴァルのお菓子(全部揚げ物!)、そしてどのお店でも出しているフリッテッレの中でも、どれが好きってやっぱりダントツ一番好きなのはパスティッチェリア・トノロの、「クリーム」(crema)
今シーズンに入って、実はすでにほかのお店のはぼちぼちつまんでいたけど(珍しい生クリーム版とか)、トノロは今年初。
で、やっぱりおいしかった!!!

復活祭が早めに来る今年は、カーニヴァルの時期も早めで、ヴェネツィアでは今日から一部スタートして、2月12日まで。
フリッテッレの食べられる時期も、それだけ早めに終わってしまうと思うと、ついついダイエットも後回しになりそう。

26 gen 2013
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by fumieve | 2013-01-27 03:46 | 飲む・食べる

日伊協会「クロナカ」136号、「イタリアで花開く日本文化」第2回

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日伊協会の季刊誌「クロナカ」136号が発行になりました。
前回より寄稿させていただいている「イタリアで花開く日本文化」も第2回です。

今回は、年末にこのブログでも取り上げた件1つと、私もビックリだった、とっておきのヴェネツィアの行事1つをご紹介しています。後者はおそらく日本のメディアでも初の話題だったのでは。

お申込み、お問い合わせは、日伊協会のサイトをご覧ください!

http://www.aigtokyo.or.jp/blog1/2013/01/136.html

25 gennaio 2013
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by fumieve | 2013-01-26 09:38 | 読む

ロベール・ドアノー写真展、ローマ

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白状すると、プロの写真、というのをあまりきちんと見ていないし、だから写真家の名前もほとんど知らない。Robert Doisneauと聞いて(字面で見て)もまったくピンと来なかった。
フランス人、ロベール・ドアノーは、あの写真の写真家。
パリの町を、モノクロでとらえた「一瞬」。人、車、動物からヘリコプター、そして雲や雨、いろいろな偶然が重なってできた一瞬の面白さは、写真ならでは、だろう。

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by fumieve | 2013-01-25 23:48 | 見る・観る

ローマでがっつりローマ料理、Al 34

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ローマ在住ウン十年の大先輩が教えてくれた、ローマの町のど真ん中で、おいしく食べられる食堂。
まずはローマ名物、ズッキーニの花のフライ。中はモッツァレッラ、アンチョビを入れるのがローマ風なのだそう。

続く:続けて・・・
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by fumieve | 2013-01-24 16:13 | ほかのイタリア

インベーダーの成長にわくわく、「カポグロッシ回顧展」ヴェネツィア

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おもしろかった。
一言で言って、ほんと、おもしろかった。

インベーダーゲーム(古い・・・)のような、不器用でぶっとい線で描いたへんてこりんな半円が画面を埋めているカポグロッシという抽象画家には、正直のところこれまであまり興味がなかった。たまたま家の近所にある美術館で回顧展をやっていて、しかもそれが、なかなかいいらしい、と評判を聞いていなければ、すっかり見逃していたかもしれない。

続く:ジュゼッペ・・・
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by fumieve | 2013-01-22 20:00 | 見る・観る

「ブレラのお宝、15世紀のタロット」展、ミラノ・ブレラ美術館

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ブレラのお宝 15世紀のタロット
秘密の秘密
「ソーラ・ブスカ」のタロットと、15世紀末のマルケ州からヴェネト州の難解練金術文化
ミラノ、ブレラ美術館
2月17日まで

Tesori nascosti di Brera: Tarocchi del XV secolo.
Il segreto dei segreti.
I tarocchi Sola Busca e la cultura ermetico-alchemica tra Marche e Veneto alla fine del Quattrocento
Pinacoteca di Brera, Milano
13 nov 2012 - 17 feb 2013
http://www.brera.beniculturali.it/Page/t02/view_html?idp=577

タロット遊びに使われるタロット・カード(イタリア語では、単数形でtarocco タロッコ、複数形でtarocchiタロッキ)、タロッコという単語が初めて記録されるのは1505年のこと。とくに北イタリアのフェッラーラには、1540年ごろから、タロッコ・カードを印刷し、彩色した記録が多く残っているが、当時のカードは残っていない。
が、もともと、この手のカードは、ロンバルディア地方をはじめ、古くから存在していた。当初は、triumphiという名前で呼ばれていたそうで、これは日本のトランプの語源にもなっていると思われる。これは上流階級のインテリのゲームであり、町の酒場などで庶民に使われていたカードとは別物。かつ、「占い」に使われるようになるのは、さらにあと、18世紀フランスのことらしい。

続く:2009・・・
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by fumieve | 2013-01-21 08:22 | 見る・観る