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ヴェネツィア ときどき イタリア

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こんなのはじめて・・・トリエステの嵐

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おととい、25日の月曜日のこと。その日は一日、イタリアの東端トリエステにいた。

続く:この日の・・・
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by fumieve | 2013-03-28 09:48 | 旅先にて

ロベルタ・ディ・カメリーノの隠れ家ショップ

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サンティ・ジョヴァンニ・エ・パオロ聖堂の近くだから決して、いわゆる観光地のすぐ近くではない。いわゆるふつうの住宅ゾーンの小さな路地にある、とはいえ元の貴族のお屋敷らしき門にある、ブザーの1つを押して中へ。
中庭を通って、その奥にあるレンガの平屋の建物がその目的地だった。

続く:「女性の・・・」
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by fumieve | 2013-03-24 18:20 | 見る・観る

「詩節の部屋」、つづき

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「詩節の部屋」、前回の記事

誰でも自由に出入りできる「ことばの家」と違って、美術館のチケット代を払って、しかもコンサートやお芝居でもなく、いったいどのくらいの人が集まるのだろう?と思っていた。
ところが開始時間にはいつのまにか、結構な人数になっていた。それも、椅子があるわけでもなく、朗読を聞く間はみんな立ったまま。そして部屋から部屋へとぞろぞろとついていかなくてはならないのに、まあ平日の17時というのもあるかもしれないが、その大半は白髪の、おばさまというよりは完全におばあさまな方々。その中でお2人だけ「椅子はないの?」とこっそり聞いた方には、館長がさっと折りたたみ椅子を用意して、部屋から部屋へ、ほかの男性が持ち運んで座っていただいていた。

そうやって、いろいろな言語の詩を聞きながら、なんだかふと、タイムスリップしそうな気分になった。この邸宅を建てたグリマーニ兄弟は、ルネサンス時代の文化人らしく、芸術を愛し、同時代の絵画のみならず、ギリシャ、ローマ時代の彫刻なども集めて、それを並べて来客に見せていた。(そのグリマーニ・コレクションが、現在のヴェネツィア国立考古学博物館の元になっている。)文学、詩歌ももちろん当時欠かせない芸術の1つで、そうしてこの家に招かれた人々が、グリマーニ・コレクションを礼賛するだけでなく、ここで詩を詠むこともあっただろう。東西交流の要であったヴェネツィアのこと、その中には、もちろん外国人もいたことだろう。

今は建物だけで、かつてこの家を飾り立てていた芸術作品はほとんどここに残っていない。だが、この中で、1つの部屋で座って聞くのではなく、部屋から部屋へ、場所を変え、それぞれ違う部屋を味わいながら外国の詩を聞く、このイベントの意味がわかった気がした。

今回読まれた詩は、もちろんすべて、もっとあとの時代のもの。それでも、その趣旨は十分以上に果たされていたのではないかと思う。

続き:
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by fumieve | 2013-03-23 17:03 | 読む

「詩節の部屋」、ルネサンスのお屋敷で外国の詩を聞く

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3月21日は、国際「詩」の日、なのだそう。
ヴェネツィア・ルネサンスを代表する建物美術館、パラッツォ・グリマーニで、昨日21日は、ちょっと変わったイベントが開催された。
Di Stanza in Stanza、「詩節の部屋」。

続く:すばらしい・・・
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by fumieve | 2013-03-23 01:51 | 読む

老舗カフェで軽くジャズなどを・・・パドヴァ

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そういえば、この日も雨だった。
雨だから、汚れてもいい格好でいて、出かける前に着替えようと思っていたのに、相変わらずなんだかばったばたでそんな時間もなくなって、おまけに電車に乗り遅れないよう駅まで小走りで行ったから、どろどろのどぶねずみさながらで行くはめになってしまった。

ヴェネツィアから、快速電車で30分(普通だと1時間近くかかる!)、古い大学都市パドヴァの、町一番の老舗、カフェ・ペドロッキ。クラシックでエレガントながら、地元密着度ナンバーワンの、ふるきよきイタリアの正統派カフェで、友人の友人のライヴがあった。

続く:ピアノ・・・
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by fumieve | 2013-03-21 09:22 | ほかのイタリア

「ピエトロ・ベンボとルネサンスの創造」展、パドヴァ

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ルネサンス時代を代表する人文学者、ピエトロ・ベンボは、近代イタリア語を確立した、いわば、「イタリア語の父」として知られる。
ヴェネツィア生まれながら、トスカーナ語にたけていたのは、ヴェネツィア共和国の元老院議員であった父親について、小さい頃にフィレンツェに滞在していたためらしい。1492年、22歳のときから2年間、シチリアのメッシーナにてギリシャ語を学ぶ。
ヴェネツィアに戻ったピエトロは、出版業者アルド・マヌンツィオの元で、まずはギリシャ語文法の本、そしてそのシチリア滞在をラテン語の対話形式で語った自著De Aetnaを出版する。
パドヴァで学位を得たのち、当時、重要な文化の中心地となっていたフェッラーラの宮廷で研鑽を積んだのはいかにもルネサンス期ならでは。ここで、「狂乱のオルランド」のルドヴィーコ・アリオストに出会い、「アーゾロの人々」(Gli Asolani)を書く。これは、アーゾロのカテリーナ・コルナーロの宮廷における対話形式の恋愛論で、完成後、自筆による一部は、イザベッラ・デステに捧げられた。

続く:1502年・・・
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by fumieve | 2013-03-18 10:11 | 見る・観る

早春のサンテラズモ島

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急に暖かくなって、だーっと雨が降って、またぎゅーっと寒さが戻って、真冬のように冷え込んだ週末。
これもヴェネツィア、ヴェネツィアの大農業地帯、サンテラズモ島(Isola di S.Erasmo)へ半日散策に出かけた。

続く:の〜んびり・・・
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by fumieve | 2013-03-17 07:18 | ヴェネツィア

「モードの仕事 アガタ・ルイス・デ・ラ・プラダ」展

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ピンクにレモン・イエロー、蛍光グリーンに明るい空色。
まるでキャンディーのような、と言おうと思ったら、ほんとにキャンディー型のドレスも。

続く:ハート・・・
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by fumieve | 2013-03-16 18:22 | 見る・観る

新法王、フランチェスコ1世誕生

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今日、2013年3月13日19:06。ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂から、白い煙があがって、新法王が選出されたことを告げた。
選ばれたのは、中南米大陸初、アルゼンチン出身、ブエノスアイレス大司教であたホルヘ・マリオ・ベルゴリオ(Jorge Mario Bergoglio)枢機卿、76歳。
テレビのニュースで、就任挨拶を見る限り、ちょっとユーモラスで、わりと親しみやすそうな、というか、気さくそうな方。

まったくこのコンクラーヴェとは関係ないのだが、たまたま今日はローマにいた。
写真は、ガラス越しだしブレブレだけど、白い煙が上がって30分後くらいのヴァチカン。このときはまだ、誰が選ばれたのか、わかっていなかったのだけど。

このときどこにいたのかは、また後日。

13 marzo 2013
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by fumieve | 2013-03-14 07:08 | ほかのイタリア

2013年の3月11日

それでも、数日前から「3月11日」と書く度に、胸がどきっとしていた。

2年前のこの日、家でテレビを見ていなかった私は、尋常でない事態の大きさに気付くのが遅れ、気がついたときには実家にも電話がつながらずなっていて、いやな、不安な思いをかかえながら出張先に向かった。

昨年は、大学でも翌12日にイベントがあったし、イタリアの新聞やテレビでも、一周年を大きく報道していたし、たまたま仕事もなくて、神妙な気分で迎えていた。

2年後の今年。少なくともイタリアは、2月末の総選挙の結果、政治は3党三つどもえでまったく大混迷に陥っている上に、やはり2月末に「引退」したローマ法王の公認を決めるコンクラーヴェが、明日から始まるのとでいっぱいいっぱい。新聞もテレビも、日本に関する情報はほとんど見かけなかった。

そういう私自身も、かなりハードになりそうな1週間の初日を、バタバタのまま迎え、電車の移動時間合計8時間弱とめまぐるしく過ごし、黙祷どころか、ゆっくり、じっくり考える時間がほとんど持てないまま、あっという間に今日の終わりを迎えようとしている。

それでも、多少無理があろうとも、こうして求められる仕事があるということ、あちらからこちらへ、何事もなく無事に移動し、すてきな人々と夕べをともにして、おいしいものをいただいた、そんな一日を過ごせたこと、それから、家族や友人もまた健やかに平穏に過ごせたことに、せめて感謝の気持ちを忘れないようにしたい、と思う。

11 marzo 2013
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by fumieve | 2013-03-12 07:46