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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ウチュウジン的「蝶々夫人」もまた楽し、フェニーチェ劇場

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(舞台の写真はすべて、公式サイトより拝借)

果たしてどんな衣装で、どんな舞台に登場するのか・・・。

オペラの殿堂、ヴェネツィアのフェニーチェ劇場は、往年の名曲のみならず、知られざるバロックの作品や、現代の作曲家の作品などにも積極的に取り組んでいるのは、ここでもしばしば紹介しているが、今回は、現在開催中のヴェネツィア・ビエンナーレとのコラボレーション企画として、あの、プッチーニの「蝶々夫人」の衣装&舞台を、日本の現代アーティスト、森万里子さんに委ねた。

続く
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by fumieve | 2013-06-30 18:55 | 聞く・聴く

北東イタリアのロマネスク、ポンポーザ修道院

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ポー川の河口、デルタ地帯に浮かぶポンポーザ島に、ベネディクト修道会の修道士たちが住み始めたのは、紀元後6-7世紀にさかのぼるとされる。ローマから北東ヨーロッパを結ぶポピリア街道(Via Popilia、通称ロメーア、Romea)沿い、アドリア海から一歩隔てたラグーン内という地理的、気候的な好条件にも恵まれたこのポンポーザの修道院が自治を得て最大の栄華を誇るのは、11世紀前半、グイード修道院長時代。
塔を備えた大きな回廊や事務館が建ち、それはまるで城壁に囲まれた小さな都市のようだったという。

つづく
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by fumieve | 2013-06-29 18:42 | ほかのイタリア

サン・ロッコ教会の「カントリーア」、復活

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ヴェネツィア共和国が終焉を迎える直前の1789年、サン・ロッコ教会にはカントリーア(cantoria)と呼ばれる、宗教行事の際の聖歌隊や合奏団がそこで演奏をするための室内テラスが登場した。設計はピエトロ・フォッサーティ(Pietro Fossati)。
もともとヴェネツィアには、いや、ヴェネツィアの教会に限ったことなのかどうか、ちゃんと調べていないので正確なことはわからないのだが(どなたかご存知の方がいらしたらどうぞご教示ください!)サン・マルコ大聖堂をはじめ、サン・セバスティアーノ教会や、ヴェルディが指揮をしたことで知られるピエタ教会など、テラス型の聖歌隊席がいくつか存在する。
だが、サン・ロッコの場合、面白いのはこれが組み立て式ということ。同じような組み立て式テラスは、ほかの教会にもあったようだが、サン・ロッコのテラスはとくにその大きさと美しさで群を抜いていたそう。

つづく
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by fumieve | 2013-06-27 16:03 | ヴェネツィア

ヴェネツィアのような、そうでないようなコマッキオ

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暑い夏の日曜日、ヴェネツィアの大喧噪から逃れてプチ・ヴァカンス。
北イタリアを横断する、ポー川の河口、デルタ地帯にあるコマッキオ(Comacchio)。うなぎの養殖で有名、というぐらいしか知らず、行ってみたら、プチ・ヴェネツィアみたいなかわいい町だった。

続く
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by fumieve | 2013-06-24 17:38 | ほかのイタリア

くやしい・・・

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(写真は、www.gazzetta.it より拝借)

4−3で日本が敗戦、2連敗でコンフェデレーションズ・カップ予選敗退の決まった後、日本のザッケローニ監督の記者会見(の一部?)をそのままTVで中継していた。
疲労と失望を全面に出した監督の顔は、前日までに比べて、10歳くらい老けてみえた。

「人により解釈は違うと思うが、私は、今のイタリアはスペイン・スタイルのサッカーをしていると思う。個人の力を生かした、とくにバルセロナのそれ。・・・それに対してこちらは、速いパス回し、ワンタッチ、ツータッチでどんどんつないでいくサッカーを目指した。前半はうまくいっていた。
・・・結果はとても残念。実際、こちらに分があったと思うし、なにより、貴重な勝利を手にするはずだった選手達にとって残念。
・・・だが、(不幸な)いくつかのエピソードが重なったことと、最後は、経験」。

ああ、この人は本気で、イタリアに勝ちに行ってたのだ、と思った。
勝負ごとだから、当たり前、かもしれない。
でもやっぱり、母国との対戦はそんなに簡単なことではないと思う。
仕事だから、当然、かもしれない。
それでも私だったら、日本を相手に、正真正銘、正々堂々と戦うことができるだろうか?

・・・それにしても、くやしい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
昨夜はほんとうに、イタリアに勝てるかと思った。

監督も、選手のみなさんもおつかれさま。次こそ、期待しています。

20 giugno 2013
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by fumieve | 2013-06-20 15:39 | 観るスポーツ

猛暑のヴェネツィアで・・・

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サン・マルコ広場至近。目の端に、何かふつうと違うものがちらっと映った気がした。

・・・男が1人、水に飛び込んで泳いでいた。

からっぽのゴンドラ、よく見ると横にした櫂に、白シャツと縞のシャツ、客席にズボンが広げて干してある。

・・・泳いでいたのは、このゴンドラの主、ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)らしい。

顔から頭から、何度も水に浸かりながら、ひとしきり泳いで舟に戻ったゴンドリエーレ。
今度は、ゴンドラ掃除用と思われるバケツに入っていたスポンジを頭の上にかざし、ざー(絞り下ろす音、想像)。雑巾で頭も顔も体もごしごし拭いていた。

18 giugno 2013
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by fumieve | 2013-06-19 07:19 | 日常生活

「南イタリア モザイクの旅」第5回はパレルモ!

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南イタリア編も佳境、シチリアに舞い戻って、今度はパレルモへ。

ヴェネツィアのサン・マルコ大聖堂に並び、モザイク美術史上書かせないモザイク、ビザンチン美術の影響そのままの黄金のモザイクを紹介します!

http://www.japanitalytravel.com/mosaici_sud/top.html

バックナンバー
「南イタリア モザイクの旅」
第1回 ナポリ考古学博物館
第2回 ポンペイ&エルコラーノ
第3回 ピアッツァ・アルメリーノ
第4回 オートラント大聖堂

「北イタリア」編もよろしく。
第1回 ヴェネツイア、サン・マルコ大聖堂
第2回 アクイレイア大聖堂
第3回 ラヴェンナ・前篇 
第4回 ラヴェンナ・後篇 
第5回 ヴェネツィアのラグーンへ アルティーノ、トルチェッロ島、ムラーノ島 
第6回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その1 
第7回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その2 
第8回 ヴェネツィア サン・マルコ大聖堂 その3 

16 giugno 2013
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by fumieve | 2013-06-16 14:30 | モザイクの旅

日伊の電化製品に思う・・・

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半年前。97年に購入した、海外旅行用くるくるドライヤー(死語?)が突然、うんともすんとも言わなくなった。旅行用といっても、2000年にイタリアにくるときに持ってきて、それ以来、ほぼ毎朝使っていた。

近所の家電屋さんで、確か19ユーロくらいだったと思うが、ふつうのドライヤーを買った。いや、正確に言うと、「旅行用?それとも家庭用?」と聞かれて、うっかり「家庭用」と言ったら巨大なドライヤーをすすめられかけて、あわてて訂正して「旅行用」と言われるものを選んだ。
写真がそのイタリアで買ったドライヤー。左にあるのは、「くるくる」のブラシ部分、今でもブラシとして使っている。

1カ月ほど前。いっこうに暖かくならない肌寒い春のある日、使っていたら、温風が出なくなった。どこをどう押しても引いても、冷風が出るだけ。
・・・いくらなんでもまだ保証期間だと思ったが、考えたらレシートを取っていない・・・このままだと風邪をひく、一応お店にいいにいくべきか?と毎朝考えているうちに、突然、数日前に真夏になった。家でじっとしていても暑い。

そして今朝。ドライヤーから熱風が出るようになっていた。
・・・というか、今度は温風と冷風の切り替えもきかず、熱風のみ。それどころかスイッチも切れなくなっていて、コンセントごと抜かないと止まらない。

また寒くなるころに、冷風が出るようになるのだろうか・・・。

15 giugno 2013
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by fumieve | 2013-06-15 16:18 | 日常生活

第55回ビエンナーレ・7 目に優しい、エコな英・米・豪

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それぞれの国が、独自に発表しているはずの国別パビリオンで、それでもあえて今年の傾向のようなものを見るとすると、それはエコノミカル(低予算)&エコロジカル(環境にやさしい)かつ、内面・内向的な作品、展示が多かったように思う。
これは、企画展のほうでもそうだったのだが、「芸術は爆発だ!」的な作品は姿を潜め、家の中で、身近な材料を使って、ちまちまと趣味で作っているような作品が圧倒的に多かった。

続く
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by fumieve | 2013-06-13 16:46 | ビエンナーレ2013

第55回ビエンナーレ・6 町中のアイ・ウェイウェイ

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ヴェネツィアの町の中の小さな教会。空間をほとんど占めるようにして置かれた無骨な、大きな箱6つ。その箱の上や横に取り付けられた窓から、中をのぞく人々。

続く
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by fumieve | 2013-06-12 16:44 | ビエンナーレ2013