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ヴェネツィア ときどき イタリア

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愛の妙薬(L’Elisir d’amore)2013年版、フェニーチェ劇場

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前半は正直のところ、まずまず、という感じだったと思う。
毎日バタバタで疲れていたし、重い体を椅子に沈めて、うつらうつら・・・まではいかないけど、ややぐったりと受け身で見聞き流していた。
ところが、後半も佳境というところで、おやっと、思わず身を起こしていた。それまではほんとうに、まったく他人事のように聞き流していた音楽が突然身を包むかのようになり、歌にぐぐぐっと引き寄せられる。
うわっ・・・なにコレっ?
「Una furtiva lagrima(人知れぬ涙)」、歌っているのは中国人テノールのShi Yijie。その表現力、なにより声に圧倒されて気がつくと身を乗り出していた。それはどうやら私だけではなかったらしく、ぼんっ・・・ぼんっ・・・ぼんっっっと伴奏の余韻が終わるのを待ち構えたように、大拍手とブラヴォーの声がたくさんかかった。
ほんとうに正直のところ、それまでは拍手だって、それほどではなかった。もちろんなかったわけではないけど、まあふつう。大興奮の渦というわけではなかったのだが、ここで会場が(それもいっぱいでなかったのがとても残念)ぐわわわわーっと熱気に包まれた。
・・・すごい・・・
歌い終わったと、後ろを向いてうなだれる振り付けになっていた彼は、大歓声にも大きく振り返ってニコニコと挨拶をするわけにいかなかったのだろう、そっと軽く会釈をしたのみ。
そして、音楽が再開・・・あっ・・・あれっ!?・・・そう、今の歌がもう一度、アンコールで繰り返されたのだった。もちろん2回目も、まったく1回目に負けず劣らず、すばらしい声で。
ソリストや観客はともかく、終演後、水上バスやバス、電車を乗り継いで帰宅しなくてはならない楽団員たちにとっては、終了時間が遅れるのははっきり言って楽しいことではないに違いない。交通の不便なヴェネツィアではとくに。
それを押しての、指揮者の判断に感謝、感謝。

続く:フェニーチェ・・・
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by fumieve | 2013-10-31 22:16 | 聞く・聴く

ピアチェンツァで、アーチスト・ブック展

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ぶらぶら、のぞき歩きを楽しんでいたピアチェンツァで、なんだかすてきなギャラリーに出会った。
Libri di artisti. アーチスト・ブックの展覧会をやっているらしい。

続く:ふだん・・・
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by fumieve | 2013-10-31 01:58 | ほかのイタリア

ヴェネツィアで「グスト(味)のビエンナーレ」開催

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会期最終日の午後。予想通り各スタンドでは、どんどん帰り支度を始めていた。

続く:ハム・・・
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by fumieve | 2013-10-30 09:25 | 飲む・食べる

アヒルの季節〜モルターラにて

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ピアチェンツァからさらに西北へ向かってロンバルディア州へ。パヴィア県モルターラ市というところは、アヒルのサラミで知られる。
毎年、9月下旬に「アヒルのサラミ祭り」があって、その時期から春まで、アヒルが解禁になるらしい。
という話を聞いてから2年越し(かな?)、とうとうそのアヒルに連れていっていただいた。

視界が悪くなるほどではないけど、薄曇りというよりはうっすらと霧のただよう田園地帯。ほんとにこんなとこに、そんなレストランが?・・・と疑うような、畑の中に突然現れた建物には、確かにアヒルの看板がかかっている!

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by fumieve | 2013-10-29 17:08 | ほかのイタリア

お屋敷で、現代美術〜カステル・サン・ジョヴァンニ

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ミラノから1時間くらいのピアチェンツァから、さらにローカル電車に乗って15-20分、カステル・サン・ジョヴァンニ(Castel San Giovanni)という小さな町。

町をのぞむ丘の上に建つブラギエーリ館(Villa Braghieri)、18世紀に建てられたヴィッラは、20世紀初め、所有者でこの町の市長も務めたカルロ・ブラギエーリ氏が周囲の農用地も含め、市に寄贈。現在は市立図書館および古文書館になっている。

続く:その・・・
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by fumieve | 2013-10-28 22:54 | 見る・観る

第55回ビエンナーレ・16〜10cm四方の世界、Imago Mundi

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遠目には、タイルか何かの見本帳のように見える。
だが実はこれ、すべてが1つ1つ、それぞれ別のアーチストによる立派な美術作品。近寄ってよくよく見ると、 油彩、水彩はもちろん、コラージュ、彫塑、・・・と手法のヴァリエーションも豊富。
そういえば、指定のサイズ内での作品というと、ファイバー・アートのMiniartextil を思い出す。

ベネトン・グループの創業者で、現在は顧問を務めるルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)氏が、世界中を旅しながら、その旅先のアーチストの作品を蒐集。
お金持ちの現代アート・コレクションといえばそれまでだが、特殊なのは、それが、すべて10x12cm というサイズに収まっていること。ルチアーノ氏がわざわざ、各アーチストにこのサイズで作品を依頼し、買い上げているというのが面白い。
目的は、まず最初は、有名無名のアーチストたちが、小さな、同じ枠内で自らを表現する、名刺的なものができたらどうか、ということだったらしい。そしてそれらを集めて、整理して並べることで、一種の、現代アートのカタログ的なものができる。

そのコレクションの中から今回は、米国、日本、インド、韓国、そしてオーストラリアの5カ国に絞り、かつ、それぞれの国のキュレーターがそれぞれのテーマに沿って作品を選んだ。

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by fumieve | 2013-10-28 18:02 | ビエンナーレ2013

ピアチェンツァで、のぞき歩き

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ヴェネツィアにはなくて、ミラノにあるもの。
いや、ミラノが特に印象的だけど、ヴェローナとかヴィチェンツァにもあるし、少なくとも北イタリアの町には結構あるかもしれない。
通りに面した大きな建物のエントランス。大きな木の扉で覆われているところ、いないところ、どちらも中をのぞきこむとすてきな中庭が見えている。もともとは1軒のお屋敷だったのだろう、だが今は、(とくに覗き込めるようなところは)、高級マンションになっていたり、いくつかの事務所の入る雑居ビルになっているところが多い。

続く:ミラノ・・・
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by fumieve | 2013-10-27 18:16 | ほかのイタリア

ピアチェンツァの「しっぽつき」パスタ

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北イタリアの穀倉地帯、エミリア・ロマーニャ地方は手打ちパスタがおいしい。
中でも、中に具をつめてくるっと巻いたトルテッリ(tortelli)が知られているが、その中でももっともミラノに近い、ピアチェンツァ(Piacenza)では、こうやって編み込みのようにするのが特徴。
四角く切ったパスタに具を乗せて、左右から折り込んでいって、最後にしっぽが残るので「しっぽつき(con la coda)」と言うらしいのだが、これが慣れないとなかなか難しいとか。

続く:中の・・・
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by fumieve | 2013-10-27 03:00 | ほかのイタリア

折り紙で演出!「L’Uccello di fuoco(火の鳥)」

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世にもすてきな「火の鳥」を観た。(残念ながら写真はどれも今1つだが・・・)

女性2人によるオリジナルのお芝居。

続く:モデナ・・・
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by fumieve | 2013-10-26 07:41 | 見る・観る

バルセロナにて・10〜そして(再び)タパス

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楽しい町歩きのあとは、やっぱりおいしいもの!

ガウディのカサ・ミラやカサ・バトリョのあるグラシア通り、あらっなんだかすてきなお店、と、通りがかりにパチリと1枚写真を撮っていた。

続く:・・・
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by fumieve | 2013-10-25 02:00 | 異国の旅