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ヴェネツィア ときどき イタリア

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タグ:ミラノ ( 54 ) タグの人気記事

空へ降りる方法、宮山香里・個展

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昨日のギャラリーめぐりのハイライトは実はこちら。
東京と、ミラノとを最近は行き来して活動を続ける香里さん。薄布や糸、紙を使った、繊細でエレガントな作品は、これまでミラノピアチェンツァ郊外のグループ展で観る機会があったけれど、今回は都内のギャラリーを使っての個展。なんとか最終日に間にあった。

続く:イタリア・・・
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by fumieve | 2013-12-22 17:15 | 日本事情

「ロダン 大理石、人生」展、ミラノ

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ロダンといえば、「考える人」。
そしてその「考える人」をはじめ、ロダンといえばブロンズの彫像。
そのロダンが、大理石の彫刻もたくさん手がけていたとは、正直全く知らなかった。

遅くなってしまったが、11月12日は、ロダンの誕生日らしい。だから紹介しそびれていた、この「ロダン展」を急ぎ紹介しておきたい。

続く:広い・・・
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by fumieve | 2013-11-13 10:13 | 見る・観る

「イタリアの引き出し」、内田洋子・著

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「ジーノの家 イタリア10景」、「ミラノの太陽、シチリアの月」と、これまでの2冊と比べて、変形で版が小さめ、実際に手に取った感じも、ぱらぱらとページを繰ってみると、小さな写真がページに散っている様子も軽めで、おや?と思ったら、madameFOGARO.jp に連載されたエッセイというのでなるほど、と納得。

このアーチストブックのような小さな本に収められた60の物語も、だからこれまでよりもずっとずっと小さなエピソードの連続になっている。そう、文章はショートショートだし、前回と違って皇女に会ったり、家を購入したりというビッグな話はない。だが、ミラノで暮らす著者の生活の1コマ1コマ、そこで出会う1人1人は決して「小さく」ない。誰もが一生懸命、その時その時をまじめに生きていることこそ、最も貴重な物語であることを再確認させられる。

夏の終わりから、秋の余韻を楽しむ間もなく長く寒い冬へ。春を待ちわびるミラノ、そして再び夏へ。連載ならではの季節感の移り変わりもまた、ふつうの生活感にあふれている。
内田モードに入り込んで一気読みするのもよし、毎晩寝る前に1つ2つずつ味わってもよし。

15 ottobre 2013
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by fumieve | 2013-10-15 01:35 | 読む

今宵は十六夜

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昨日の、中秋の名月は久々のフィレンツェで観た。

続く:・・・
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by fumieve | 2013-09-21 08:50 | 日常生活

日伊協会「クロナカ」138号、「イタリアで花開く日本文化」第4回

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クラシック音楽ではお膝元のイタリアの、知られているようで、案外知られざるポップ・ミュージック。
そんなイタリアン・ポップスの魅力に迫る大特集のクロナカ138号が発行されました。

「イタリアで花開く日本文化」第4回では、このブログでも取り上げていない、ミラノのとっておき日本イベントを紹介しています!

http://www.aigtokyo.or.jp/blog1/2013/07/138.html

どうぞよろしくお願いいたします。

29 luglio 2013
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by fumieve | 2013-07-29 20:28 | 読む

レオナルド・ダ・ヴィンチ展、東京都美術館

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その「彼」は、額ごと壁の奥に埋まっていた。ガラス越しに一心に見つめるヴィジターたちを前に、決してこちらに視線を向けず、といって、右手に持つ楽譜に目を落とすでもなく。
肖像画といえばまずはお見合い写真であり、ひいては夫婦の肖像をそれぞれ真横から、胸から上だけを描いたのが15世紀。それが斜めにかまえた座像になり顔も斜めからこちらを向いて微笑む、まさに「モナリザ」のスタイルになっていくのが16世紀。斜めの胸像では、たいがいこちら側をまっすぐに見つめているのが普通だが、そのパターンでもない。
だから、このモデルが誰であるのか、いくつかの説があるが、いずれにしても肖像画のパターンにのっとっていない以上、公式な肖像画ではない、ということがいえる。
1974年に、世界で最も有名な絵画「モナリザ」が以来、レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩としては(確か)4点目の来日、もともと完成作品の少ないダ・ヴィンチとはいえ、約40年でわずか4点と考えると、いかに貴重な機会かがわかる。

続く:そして・・・
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by fumieve | 2013-04-24 08:30 | 見る・観る

「本の周辺、アートとデザインの間で」展・・・のはずが・・・

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数千年の歴史を持つ、人類の叡智を重ねた「聖なる」書が「本」ならば、私たちのふだんの生活のもっと身近にいて、私たちを喜ばせたり悲しませたり、ときにはうたた寝の枕がわりにもなったりするのもまた「本」。
「人類の「アルファベット」展」開催中のアンブロジアーナ絵画館から徒歩10分ほど、つい先日までは修復されたジョヴァンニ・ベッリーニのピエタ像を中心に、やはり「聖なる」絵画を紹介していたミラノのポルディ・ペッツォーリ美術館で今度は、ポップな企画展が行なわれている。
これは、複合イベントとしては既に期間を終えているが、「フオーリ・サローネ」に合わせた展示の1つで、いろんな意味での「本」の周辺を、デザインという観点から見たもの。

続く:1階の・・・
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by fumieve | 2013-04-19 01:10 | 見る・観る

フオーリ・サローネ2013・2 ニッポンに乾杯!

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イタリア・デザインの総結集であるはずのミラノ・サローネだが、ここ数年、私にとっては、サローネやフオーリ・サローネは、日本のデザインと技術力の高さの、再確認の場となっている。

(今年のフオーリ・サローネ・1、ブレラ地区半日散歩はこちら
http://fumiemve.exblog.jp/17611287/#17611287_1

(過去の日本礼賛は、こちら
フオーリ・サローネ2011・1 花は世につれ・・・
フオーリ・サローネ2011・2 外から中へ、中から外へ
フオーリ・サローネ2011・3 ニッポンの美

アートとテクノロジー、テクノロジーとデザイン

はっとする色使いや、自由奔放な形。それ自体は、やはりさすがと思うし、確かにオシャレかもしれない、だけど、そういうものに限って、見かけ倒しで使い勝手が悪いものが多いイタリア・デザイン。使い勝手はニの次、しかも悪びれることなく、「カッコのためには少々の不便はいたしかたなし」と言わんばかり。
もちろん、そうではなくて使い勝手がいいものも(中には)あるし、たとえば生地にしても石材にしても、素材の美しさやそのこだわりには唸らせられることもしばしば。

だがやはりそんな中で、日本の製品の、素材、色、かたち、さらに使い勝手を追求した繊細かつ機能的な「デザイン」を見ると、ただただ、すごい、と思う。

続く:今回・・・
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by fumieve | 2013-04-17 02:04 | 見る・観る

茂吉の見たレオナルド

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レオナルドウの立像があり四隅(よすみ)なる四人(よたり)の門弟(もんてい)はともに美青年(びせいねん)

大正から昭和にかけての歌人で、精神科医としても知られる斉藤茂吉は、1922年(大正11年)から2年間、ウィーンおよびミュンヘンに留学する。その途中にイタリアを旅行しており、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、ナポリ、ポンペイ、そしてミラノと各地を詠んだ歌が、歌集「遠遊」に収められている。よく描かれているのだが、「来た、見た、オッケー」みたいなかなりシンプルな歌も多い。欧州のほかの偉大なる文学者たちのようなイタリア礼賛の美文とは異なり、どちらかというと、もっと気楽な、今で言うとごく普通の旅ブログみたいな感じ。いや、その短さから言うとまさにTwitterというべきだろうか。
先日、「詩節の部屋」で朗読したのは、その中でもかなり「詩」的な厳選5首なのだが、ほかはなかなか笑えるものもあったりして、面白い。

90年前の旅行記とはいえ、そこはさすがイタリア、ほとんどが「そうそう」「ふんふん」「なるほど」と同感しながら読めるものが多いのだが、えっ!と思ったのが、冒頭の歌。

イタリアでは、町の中にある立派で重要な歴史的建造物が多すぎて、よく広場の真ん中に立っているような「新しい」著名人の彫像や銅像には、ほとんど注意を払っていない。
ミラノで、スカラ座の前の広場に立つレオナルド・ダヴィンチ像についても、だからこれまではまったく素通りしていたのだが。

続く:スカラ・・・
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by fumieve | 2013-04-13 17:47 | ほかのイタリア

フオーリ・サローネ2013、ブレラ地区半日散歩

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ミラノで、国際家具見本市「サローネ・デイ・モービリ(Salone dei mobili)」開催中。通称「サローネ」は、本来はもちろん商談の場としての商品見本市で、ミラノ郊外の巨大な見本市会場で、家具メーカーや工房、あるいは代理店などが大小のブースを設けて新製品、とくに新しい「生活スタイル」の提案を行なっている。
それ自体、イタリアの重要な産業の1つである、家具・インテリア・デザインの見本市とあって、毎年4月、世界中から注目を集める一大行事であり、出展側もイタリアに限らず、日本含む外国のメーカーや団体のブースも多い。

続く:そんな・・・
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by fumieve | 2013-04-12 21:56 | 見る・観る