1)「5番線に、・・・ヴェネツィア行きの電車が参ります」・・・
Il treno regionale xxxx ... per Venezia Santa Lucia, e' in arrivo al BINARIO 5 (cinque).
パドヴァからヴェネツィアに帰るときは、5番線に電車が来ることが多い気がする。(といて、例え同じ電車でもいつも同じではないので要注意。)
この、パドヴァ駅、よく見ると、1,2,3番線があって、4がなくて、5,6,...と続いている。
(写真ではわかりにくですが・・・)
4=シ=死で不吉だから?・・・なーんて、昔の旅館みたいな理由ではなくて、日本語なら「5番線、5番ホーム」にあたるBINARIO 5(ビナーリオ・チンクエ)というのが、実はホームのことではなくて、「線路」のことを示しているから。
だから、よく見ると、確かに、3番線と5番線の間には、もう1本、「ホーム」はないけど線路だけが走っている。
あれが、binario 4(ビナリーオ・クワットロ=4番「線」)
では、日本語でいう「ホーム」は何というのかというと、マルチャピエーディ(marciapiedi、歩道)と呼んでいる。といって、marciapiedi 5とは言わないのだけど。
・・・
2)ひき肉に、タマネギや他の野菜、つなぎなどを混ぜて練って、丸く形を整えて焼いたものがハンバーグ。それを丸いバーガーパンにはさんで食べるのがハンバーガー。
・・・少なくとも、日本にいる間はそう思っていた。
イタリアでは、ハンバーガーに挟まっているあのお肉のことをハンブルガ(humburger)と呼んでいる気がする。では、ハンバーガー(パンにお肉などがはさまったもの)のことは何と言うのかというと、もちろんパニーノ(panino)。
今日もある店のメニューで、「ハンバーガー」の見出しのところを見ていたら、全ての種類のところに、例えば、トマト+モッツァレッラ+ハンバーガー、みたいに書いてあった。(あ、っと思いつつ、証拠写真を撮るのを忘れた・・・。というわけで、お店の紹介はまた後日。)
これって絶対、別々に出てくるのではなくて、それらが全部はさまって出てくるという意味だと思うのだが・・・。
ちなみにイタリアでは、ハンバーグ、つまりあの丸く整えた肉のことは通常、スヴィッツェラ(svizzera、スイスのこと)と呼ぶ。
・・・なぜ?
7 marzo 2010