ようやく晴れるのかと思いきや、またもや朝からしとしとと降り続ける雨に、今日は予定変更を余儀なくされてしまった。
それでも夕食の約束があったので、ともかくそれだけは出かけて、それでもお互いに明日の朝早いからとさくっと切り上げて、帰る道々、思いだした。
そうそう、今日は、La notte dei musei(美術館の夜)と称して、全国の国立美術館・モニュメント等で、20時から2時まで特別解放、それも入場無料になっているはず。
国立美術館は、大学で美術史、建築等を学ぶ学生はふだんから無料なので、そういう意味ではありがたみはちょっと薄いのだが、でも果たしてどのくらいの人が入っているものだろう?と思って、アッカデミア美術館に行ってみた。
無料とはいえ、人数の管理等のためだろう、チケット売り場で無料券を受け取って中へ入ると、意外なことに、結構人が入っている。
最近あまりイベント情報などをチェックしていなかった私は、今朝たまたま気がついて、「全然宣伝してないな」と思ったのだが、実はそれなりに宣伝していたのだろうか?もっとも、こういうのはあんまり宣伝しすぎて、昼間有料で来る人がいなくなっても困るのだろうけど。
というわけで、なんとなくそれなりに盛況な様子を見て、安心して(?)帰宅した。
このイベント、欧州各地で共催だったようだが、そういえば
2年前にプラハに行ったときにやってたのがそれだったのかも。
夕食を早めに(軽めに)済ませて、腹ごなし代わりに美術鑑賞も悪くない。タダじゃなくていいと思うし(たとえば2ユーロとかにしたらどうなのだろう?)、2時までじゃなくていいと思うが、もう少しこんな夜があってもいい。
15 maggio 2010