いつものようでいて、いつもとちょっとだけ違う風景。
薄曇りで雨が心配だった昨年とうって代わって、今年はさわやかな晴天となった。今日、23日は第26回、ヴェニス・マラソンが開催された。
(詳しくは公式サイトの日本語をどうぞ: http://www.kaigaimarathon.com/vm)
今回は7,000人の登録者のうち、女性が1,300名で過去最高。そして、63カ国からの参加というのは、ほかに市民マラソンの統計を注意して見たことがないから、多いのか少ないのかよくわからないが、でもやっぱり多いのではないだろうか。
選手たちが走ってくる前に、少しだけ、コースを歩いてみた。
ヴェネツィア本島に入ってからの、ザッテレ河岸エリア。橋にはスロープが渡してあるのだが、それぞれこうやって「あといくつ」の表示が出ているらしい。
圧巻は、このために渡された橋。プンタ・デッラ・ドガーナ(Punta della Dogana)から、対岸のサン・マルコ地区へ、長さ166m、幅3,6mの橋が、14の「いかだ」の上に乗っかってかけられている。ここを通れるのはほんとにランナー(と係員、警察などなど・・・)だけ。
ランナーたち、きっとみんな楽しく走っていったことと思う。
23 ottobre 2011