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ヴェネツィア ときどき イタリア

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日常の器

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こう見えても、実は「器」にうるさい。

・・・といっても、超高級レストランだの料亭などならともかく、外で食べるときには、器より断然中身が大事。おいしければ、器だの盛り付けだのは二の次だと思うのだが、自分で、自分の家で使うものは、こだわりがあるというほどではないが、気に入ったものしか使えない。

IKEAの365+シリーズのこの器、ちょうど1年くらい前に購入してから、ほぼ毎食、どころか場合によっては1回の食事で2回くらい、超ヘビー・ローテーションで使っている。




日常の器_a0091348_2018613.jpg


直径が16cm、高さ8cmくらい。
ラーメンなど汁ものだと半人前ぐらいのサイズだが、どんぶりものにはぴったりの大きさ。
私が1番よく使っているパターンは、ゆっくり朝食のときのフルーツ&シリアル&ヨーグルト、と、具だくさんスープ。とくにこの、具だくさんスープやみそ汁のときに極めてちょうどいい。

こう見えても、手も大きくてごっついのに、実は握力も腕力がない私は、重い食器が苦手。このどんぶりは、親指とほかの4本の指の間にすっぽりおさまるサイズな上に、見た目より軽くて、中にものが入った状態でも、片手ですんなり持ちあげられる。
そもそも、食器を持ち上げることがNGなイタリアでは、むしろちょっとやそっとのことでは動かないように、ということなのか、食器も大きくて重いものが多い。
IKEAはイタリアではないけど、北欧のものも、深皿は一般に重いものが多いし、ともかくこれは、持ちあげられる。そして何よりすばらしいのは、縁が薄めで、かつ釉薬がきちんとかかっているから、そのまま口をつけられるし、口をつけたところが汚れない。
高台があるから熱いものを入れて持ち上げても大丈夫だし、高台の縁は釉薬がかかっていないから、持ち手のちょうどすべり止めにもなる。
さらに言うと、スプーンでもレンゲでも無理のない、食べやすい大きさと角度。
軽い割に繊細な薄さではないから、気楽にぽんぽん使えるし、ついでに言うと、水切れもすごくいいから、使ってさっと洗って、また使える。

たかが2ユーロちょっとのものに、これだけ力説するのもどうかと思うが、ほんとに気にいっている。
先週、久しぶりにIKEAに行った際、大きさ違いか、場合によっては同じものの色違いを買おうと思ったのだが、大きさ・形違いは、帯に短したすきに長し。色違いも、気のせいか違う色は少し重く感じてやめておいた。

27 mar 2012
by fumieve | 2012-03-28 19:52 | 日常生活
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