背後に控える、何やら立派な建物は実は、ヴェネツィアの国立音楽院(Conservatorio di Musica Benedetto Marcello di Venezia)。17世紀の建物で、1880年にピサーニ家が購入したことからピサーニ館(Palazzo Pisani)と呼ばれている。 ここだけ見るとわからないが、カナル・グランデ(Canal Grande、大運河)にも面しており、ヴェネツィアの中でも重要な建築遺産の1つ。このピサーニ小広場(Campiello Pisani)ではそんなわけでいつも、ピアノやクラリネット、トロンボーンなどの音が聴こえている。