ローマ〜ヴェネツィア間を走る、フレッチャ・アルジェント(Freccia Argento)の1等車の場合。
同じスーツケースが、軽々と頭上のスペースにも収まる。
・・・天井の高さは1等も2等も同じだと思うのだが、なぜだろう???
これなら機内持ち込みどころか、預け荷物の大きなスーツケースでも入りそう。・・・実際に、ガタイの大きなとくに米、独などの外国人旅行者のみなさまは、人1人(か、もしくは2人くらい!)入っていそうな巨大なスーツケースを、軽々と(!)平気で頭上に押し込むので、それはそれで不安を感じる。
通路も席も、かなりゆったりしてるのはもちろん、車両内の荷物スペースも、ずいぶんゆったりしていた。
(とはいえこれも、一番下の段はデッド・スペースになっている可能性大。さすがにやってみてないけど・・・)
そして、あらためてよく見たら、車両の端っこに、荷物置きスペースもあった。
そういえば、2等でもあったように思うが、これより狭いし、大きいスーツケースなら5-6個がせいぜい。ちなみに、今回乗ったこのETR600型だと、2等は1車両66席、1等は44席。
こちらはモニターもちゃんと機能。もっとも、前回のも、2等だから機能していなかったわけでなく、単に壊れていたのだと思うが。
イタリアの場合また、この「壊れている」ものがとても多い。年代物の機械などはある意味あきらめもつくけど、こういう、新しく見える特急などでも、平然とドアが開かない車両があったりするので常に緊張を要する。
このモニターは、走行中は、地図で現在位置と走行時速、次の停車駅とその乗り継ぎ電車の情報、などが表示されていて、それは悪くない。
途中、FSニュースというのが入るが、それはいわゆる一般のニュースではなく、あくまでも彼らからのお知らせや宣伝で、それもずいぶん古い日付のものだったりして、あまり使えない。
ドアの上の電光掲示板は、やはり「ようこそ」がずっと流れていただけだった。
おまけ。
デザインとは関係ないが、「フレッチャ」は1等のみ、飛行機のような1ドリンク&1スナックのサーヴィスのカートが回ってくる。水、炭酸飲料、カフェ、紅茶のほか、ワインもあり。どれだけ乗っても、基本は1回だが、すいているときは、飲み物だけはもう1回サーヴィスしてくれたりする。朝は、新聞も配りにくる。
3 marzo 2014