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ヴェネツィア ときどき イタリア

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灰の水曜日(mercoledì delle cenere)

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昨日の脂の火曜日(martedì grasso)をもって、今年のカルネヴァーレは終了した。

月曜日の午前中、なぜか朝からたくさんいるカルネヴァーレ観光客たちをかきわけ、かきわけ、リアルト橋のふもとにある中央郵便局(昔のドイツ商館)へ行った。実は日本からこちらへ戻ってくる際、荷物に入りきらなかった本などを送ったのだが、それがまだ届かない。1月4日に神奈川県の某郵便局から出して、月曜日でちょうど1カ月。2kgまでの「小型郵便」、これまでいろいろ試して泣いて怒ってと繰り返した結果、これが一番確実でかつ、早くて1週間以内で届く(ことも1度くらいはあった)もの。どういうわけだか、最初から配達せずにいきなり「不在届」を置いていくが、それでも、また来るか来ないかとやきもき待っているよりは、徒歩20分の郵便局に自分で取りに行ったほうが話が早い。ちなみにEMSの方が時間がかかるうえに、万が一配達されないと、自力で取りに行けない場所に取りに行かなくてはならない。(書き間違えではありません、念のため)
SALはといえばもう、別に届かなくてもいい、くらいの気持ちでなければ使えない。
と、そんな比較的信頼度の高かった「小型郵便」が来ない。まあ年末年始の猶予を与えるとしてプラス1週間。・・・もう1週間。イライラしているところへ、同じ日に同じヴェネト州内の友人宛に出した荷物は届いた、と連絡が。とりあえず半分は、ほっ。ヴェネツィアはまあ、プラス数日、そしてここんとこ雨がちだったから、さらに数日。・・・来ない。
何かの間違いで「不在届」(というか引き取り票)が来てないのかもしれない、と思い、直接探しに行った。季節柄、きっとたくさんの小包が山積みになって訳がわからなくなってるに違いない、自力で掘り起こしてやる~と意気込んでいつもの窓口に行くと、
「おかしいわね~、ちょっと見てみるけど・・・」が、どう見ても棚に並ぶ荷物が異常に少ない。どう見ても私のはない上に「だいたいここには今、外国からのものが1つもないのよね。税関に止まってるかもしれないわね」。「ひっかかるようなものは何もないんですが。」「たまってて、あるときどっさり一度に届くのよ。きっと明日あたり来るわよ。」

・・・で、ほんとうに翌日、5日(火)に「引き取り票」はがきが届いた・・・。出したのは2日付になっていて、歩いて20分のところで、どうして配達に3日もかかるのか・・・ああーもう。実際に引き取れるのは、これを受け取ってさらに翌日以降なので、ようやく、ようやく、今朝、無事に受け取ることができた。

昨日までのじめじめしたお天気から一転、皮肉にもピカピカの青空のもとで、ああ、ヴェネツィアが日常に戻ってる・・・と思ったのだが、精神的に疲労していて写真を撮りそびれてしまった。

・・・と、ここで今日は終了しようと思ったら、たった今、友人からメイルがきた。金曜日に「優先郵便(posta prioritaria)」で送った手紙が、なんと昨日着いたという・・・。イタリア国内なら翌日に着くはずのがprioritaria じゃないの???「速」達と言わず、「優先」というところがミソなわけだけどー。それにしても、北イタリア同士なのにーーー。
まあ、ヴェネツィアの郵便局員はみなさん正直なので、送るときに「明日着きますか?」と聞いたら、「今日はもう14:00過ぎてるから・・・」と言われ、「じゃあ月曜ですね?」との念押しには確かに無言の回答でしたが。
しかしその友人は「やっぱり、イタリア国内は早いわ~」とコメント。おおーーーい、出してから4日も経ってるのよおおお。

6 febbraio 2008
by fumieve | 2008-02-07 05:50 | 日常生活
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