ブログトップ

ヴェネツィア ときどき イタリア

fumiemve.exblog.jp

ヴェネツィア大学というところ

今日から後期の授業が始まった。

ともかく最低限でも授業に出て、試験を受けられるだけ受けておきたい。
午後3時からの授業に合わせ、校舎に向かう。教室を確認しようと掲示板をみるが、目的の授業が時間割に載っていない。大学院用の授業リストを見てもないし、念のため学部用の表、別のコースの表など見てもやはり載ってない。
一応、1週間くらい前に、大学のサイト上で見て手帳に書きとめておいてあったので、それに従って、教室を探していくと・・・もう時間なのに誰もいない。
やれやれ・・・守衛というか窓口というかに戻って聞こうとしたら、たまたま私の前にいた学生が同じ授業をめざしていたことがわかる。彼女はどこで見たのか、正しい教室の番号を把握していたものの、場所がわからないという。聞いてみると、どうやら新しくできた離れ教室らしい。
指示された通り、中庭を抜け、廊下を抜け、工事現場をくぐり、出口でないところを出る。目の前の「港湾ターミナル」、そこよ!と言われたけど・・・それはターミナルであって、やっぱり大学ではない。2人で呆然。横を見るとなんとなく学生がぞろぞろと歩いていたので、ついていったら、確かに新しい校舎があった。新しい、といっても、元・倉庫。以前確か、建築大学の作業室だったところではないか?もっとも、そのときはがらんどうだったのが、びっくりするほどきれいに改装されて、一見立派になっている。
・・・・・。
今風の明るい木目調の壁。ホワイトボードや、映写用スクリーンが壁に埋め込まれている。教授はすでにいて、機械の調整(を依頼)中。なんと、その壁にオーディオまで埋め込まれているらしい。一瞬びっくりするものの、教授ご本人はもちろん、用務係が総出でかかっても使用法がよくわからないところは、やっぱり前と同じ。機械は使いこなせないと、不備なのと同じこと・・・。
ようやく、CDのかけ方だけはわかったものの、OHPを使ってからCDをかけるには、何やら電源を全部切って、コンセントを引っこ抜いて、おまけに用務係に頼んで大元を切り替えねばならないらしい・・・。もともと別のものなんだし、そんなはずはないと思うのだが・・・。

ともかくそういう結論に達し、授業が始まった。

始まってみると、私にとっては「一般教養」の扱いになる単位なのに、これはかなり負担が重そう。専門外でここまで時間と労力をかけている場合だろうか・・・今は自分の専門でも、難易度の高そうなものはあえて避けているのに・・・。
授業が終わるところで、近くに座っていた学生に、「このコースって、どの授業もこんなに大変なの?」と聞かれた。彼女は建築大学の学生だが、「ヴェネツィア内留学制度」を使って、こちらのヴェネツィア大学でいくつかの単位を取ることにしたのだそう。大学内、特に授業のときにわざわざ(たいていはたった1人しかいない東洋人である)私に話しかけてくるのは、まあたいていがそういう、変わった経歴なり、特殊な人。やはり普通のキャピキャピした(死語?)学生たちの間には、ちょっと入りづらいのだと思う。おかげでこちらは、思いがけず面白い人と友達になったりする。
「専門外」での思わぬ負担に呆然と教室を後にする私たちに、なぜか(売り出し中の)オペラ歌手という学生が自然と加わり、その彼女にひきずられるように、なりゆきのまま図書館に直行した。

ああ、大学ってこういうとこだった、と思いだした・・・。
しかしこれは・・・今の私には負担すぎる・・・。

18 febbraio 2008
[PR]
by fumieve | 2008-02-19 05:15 | 学ぶ・調べる
<< ちょっといい1日 1,2,3... Komagata >>