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ヴェネツィア ときどき イタリア

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ひさびさ・・・ビエンナーレ・22~町中編17、サンテラズモ島

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並行展 Krossing- Isola Mondo

つい先日まで、昼間照りつける太陽を見ると、なるべく外に出るのを避けるようにしていたのに、いつのまにか、青空を見たらともかく外に出なきゃ!という気分になっていた。
その青空も、真夏のギラギラとは変わって、うっすらと白い雲のたなびく、やわらかい青に変わっている。

そうこうしているうちに、ビエンナーレを全部回るのが難しくなってきた。
今日はとりあえず、先日の期間限定・週末限定の水上バスに乗って、サンテラズモ島、トッレ・マッシミリアーノ(Torre Massimiliano)へ。
緑の畑の島、サンテラズモ島はヴェネツィアのラグーナの中でもずいぶん大きい方で、ふだん、水上バスで行ける3つの停留所は島の反対側にあるから、確かにここへは、この特別バスがないとかなり寄りづらい。
降りるとほぼ目の前にどーんと現れる、まんまるなレンガの建物は、トッレ(Torre、塔)というよりも、ルネサンス時代の「理想都市」の絵みたい。
18世紀後半、港の防御のために建てられたものだが、今はすっかり修復され、二重ガラスのきれいな窓がついて、ちょっとおしゃれな空間になっている。

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Isola Mondo(島 世界)というタイトルで、これはKrossingという企画展、4カ所に分かれた展示のうちの1カ所。円筒型の建物の中、放射状に仕切られた小さな部屋にそれぞれ、ヴェネツィアゆかりの作家やヴェネツィアをテーマにしたらしい、大御所と呼べる年代からかなり若い世代までの作品が展示されている。ビデオ・アート、写真などが中心。

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1つ1つがバームクーヘンの1切れのような変な形だし、天井の低い狭い部屋だが、現代アートの展示会場としてはなかなか面白い。とくにこういった、あまり大掛かりでないビデオ・アートなどにもよく合っていると思う。会場と作品が一体化した、そういう意味でも興味深い展示だった。

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2階へは、森の小人の家のような階段で。

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1番気になったのは、パドヴァ出身、Michele SambinのSoloという作品。

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レンガの壁に、チョークで自動的にするすると人の形が描かれていき、そのうち1人の男が浮かびあがってくる。うーん、コワイ!(笑)。

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最近、時間の都合で配達野菜を頼めないので、今日は何か野菜を仕入れて帰りたいと思っていたのだが、この周りでは直売所などが見つからなかった。どこにあるのか、ちゃんと調べて来るべきだった・・・。

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ちょっと意外なことに、猫の額ほどだが砂浜があって、どうみても地元の人たちが海水浴をしていた。

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期間限定水上バスは、こんな、プライベートのモーターボートのような舟。

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爆走する帰路、途中に見えるのは、元・要塞のサンタンドレア島(Isola di Sant’Andrea)。

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先日見た、元・修道院のチェルトーザ島(Isola di Certosa)に立ち寄り、

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リド島を見ながら・・・鐘楼のあるところは、サン・ニコロ教会(Chiesa di San Nicolò)。

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本島のはしっこ、サンテレナ(Sant’Elena)の脇を通って、

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あっという間に終点、ジャルディーニ(Giardini)に帰ってきた。
本日の水上の旅はこれにて終了。

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19 settembre 2009
by fumieve | 2009-09-20 08:38 | ビエンナーレ2009
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